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新城市の鳳来寺山や湯谷温泉で注目度UP!空き家売却で移住ブームを味方に
こんにちは、加藤です。
今回は“山と温泉のある暮らし”を存分に堪能できる新城市の空き家売却について深掘りします。
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新城市といえば、愛知県の東部に位置し、鳳来寺山や湯谷温泉といった観光スポットが有名ですよね。
山里の豊かな自然や歴史ある寺院、温泉街などが揃っていて、近年は“移住ブーム”の波が少しずつ押し寄せています。
そんな新城市だからこそ、築古の空き家にも思わぬ需要が潜んでいるんです。
♦︎新城市で空き家が注目を集める理由
1)鳳来寺山や湯谷温泉の観光需要
新城市には“自然×文化”を楽しめる観光名所が点在しています。
鳳来寺山の歴史ある寺社や、紅葉シーズンの絶景、湯谷温泉での湯治やリゾート気分を味わえることなどから、年間通じて県内外から訪れる観光客が多いんです。築古物件でも「ここを温泉観光の拠点に」「古民家カフェや民泊に」など発想次第で需要を引き寄せられます。
2)移住ブームと“山里暮らし”への憧れ
最近は都市部で働きつつ、週末だけ山里で過ごしたい…という二地域居住や、完全に自然の中で暮らしたいという移住希望者が増えています。
新城市のように山が多く、農地や古民家が残る土地は、“田舎暮らし”を求める層にとって魅力的。駅から遠い物件や築古の家でも、庭付きや畑付きなら十分検討対象に入るんですよ。
3)豊橋や名古屋へのアクセスもそこそこ便利
JR飯田線が通り、新城駅や本長篠駅などから豊橋方面へ出れば名古屋や浜松方面への乗り換えも容易。車利用なら国道151号や新東名高速を活用し、思いのほか都市部までの移動時間が短いケースも。
これが「山里だけど案外不便じゃない」と感じてもらえる要因となります。
♦︎空き家売却で移住ブームを味方にするコツ
・耐震診断やリフォーム費の明示
築古物件の場合、買主の不安は“どれだけ直せば住めるのか”という点に尽きます。工務店に簡易診断をしてもらい、耐震強度や水回りのリフォーム費用を具体的に提示すると「想定内で住めそう」と思ってもらいやすいです。
・農地や山林付き物件のポテンシャル
敷地が広い古民家なら、畑や果樹園を作りたい、山を整備してキャンプ場風に…など、クリエイティブな使い方が考えられます。SNSを通じて「こんな田舎暮らしが実現できる」というイメージ写真を出すと移住志向の人の目に留まりやすいですよ。
・観光要素を掛け合わせる
もし温泉街や鳳来寺山の近くなら、観光客をターゲットに“民泊”や“ゲストハウス”向けとして売り出すのも手。車移動前提なら駅から遠くても大丈夫、という層もいます。近隣の観光スポットの情報やイベントを集めておき、買主に“ここで暮らすメリット”をしっかりアピールしましょう。
【新城市の空き家売却エピソード】
先日、築35年の古民家風住宅を新城市で相続したAさんが、「駅は遠いし、本当に山の中で、家もだいぶガタが来てる。売るどころか解体かな…」と悩んでいらっしゃいました。実際、外壁にはひび割れが目立ち、庭は枯れ草が放置された状態。Aさん自身は都会で暮らしており、田舎の古い家には活用の余地を感じていなかったそうです。
ところが地元の不動産会社が物件を見たところ、「山里暮らしを求める移住者や湯谷温泉の観光客向けに民泊を考える人にアピールできるのでは?」という話になり、さらに工務店に耐震・水回りの簡易診断をしてもらうと「柱や梁はまだしっかり。補強すれば十分住めるレベル」だと判明。Aさんは半信半疑ながらも、SNSで「山里で自然満喫、農地付き、温泉まで車で○分」と大きく宣伝してみました。
すると、都市部からの移住希望者グループが「こういう場所で民宿兼ワークスペースを作りたい」と内覧を希望。築古の雰囲気に「改装すれば古民家カフェ風やゲストハウスに化けるし、温泉や鳳来寺山へもアクセス可能。駅遠だって車移動なら問題なし」と前向きな評価を頂戴。買付けまですんなり進み、Aさんは「まさかこんな山奥の古家が売れるなんて…今の移住ブームってすごいんだな」と驚きつつもホッとした表情でした。
加藤のちょこっと一言
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「やっぱり山里暮らし、温泉、歴史ある鳳来寺山…新城市にはたくさんの素材がありますよね。」と私も感心しきり。空き家を売るなら、耐震リフォームの費用や農地・庭の使い方、観光資源との絡みを丁寧に示すのが鉄則。築古でも、“移住ブーム”が盛り上がっている今こそ絶好のチャンスです。
駅遠をネガティブに思わず、“自然&温泉のある暮らし”を求める層を味方につけましょう。