子どもが育つ日記 通常どおりであろうとする
2020年4月6日(月)
仕事へ。
今日明日にも緊急事態宣言が出そうということで、仕事が非常にバタバタする。
在宅では業務ができないため、どうせ宣言後も出社だろうと思っていたら、ほとんどのプロジェクトをストップさせ、自宅待機になりそうな雰囲気。
バタバタしたまま、帰宅時間になったので逃げるように帰る。
2020年4月7日(火)
引き続きバタバタ。今週、緊急事態宣言対応しかしてない。
それでもなんとか待機体制を整え、(主に間接業務用の)パソコンを持って帰宅する。
2020年4月8日(水)
本当に自宅待機になってしまった。
といっても緊急時は駆けつけることになっているし、週1、2日は出社するけど。
急に在宅勤務になってしまったため、事務仕事などをこなしつつ、何をやるかから考える感じになっている。
家庭内全員が、私が在宅しているのに仕事をしている、という状況をなかなか理解できず、戸惑う。
特に長男。
そもそも、0歳児と6歳児が家にいる状況で、在宅勤務なぞできるものか、と思う。普通は保育所などに預けてやるものだろう。
ただ、通勤時間が無い分、家事育児に時間を割けるのはとても良い。
業務用パソコンと自宅の無線LANルーターの相性の悪さだけが気になる…(時々ルーターが停止してしまう)。
2020年4月9日(木)
長男の入学式、の予定だったが前日に急遽延期が決定。
お知らせの手紙が間に合わず、延期だけど入学手続きだけはやると思っていた我々は、妻のみが小学校へ出かけて、私は二人を見ることに。
仕事はもともと休む予定だったので、在宅仕事も休む。
結局、入学手続き自体が来週であることが判明。妻憤慨。
まあしかたないじゃないか。
コンビニスイーツを買う許可を出し、なだめる。
同じ時間帯、子どもと近所の運動公園へ。
部活動(自主練?)らしき青年たちが走り込みをしていた。
自転車の練習にいいかもね、と長男と話す。
6歳の長男、実はまだ自転車に乗れないのだ。乗ったことがないからだけど。
学校ないし家庭もあるしヒマだしカーテンもあるし花を入れる花瓶もあるし、どうせ公園くらいしか行くところがないので、ちょうどいいタイミングではないか。
2020年4月10日(金)
在宅勤務。
目先のプロジェクトから離れて、のびのびと(先の)業務をやれている気がする。気がするだけかもしれないが。
家族の理解もあって助かる。炊事洗濯はいつもどおりこなせた(とうぜん通勤するよりラクだ)。
とはいえ、毎日これではツラいので、子の看護を目的とした休暇を週2ペースで取得することに。
ハックルベリーブックスで本を注文したり(配送を頼む)、Linus Records から CD が届いたり、アップリンクの映画60本3ヶ月見放題に申し込んだり、いろんなところでお金を使っており、外出自粛すればするほど出費がかさんでいる気がする。応援応援、と思いながらやるので、余計。
Linus Records 店主が、収束する頃には通常どおりがもうできない状態になっているかもしれないけど、今はできるだけ通常どおりにやりたい、と言っていて、通常どおりであろうとすることがどれほど大変で尊いことか、ということを思った。
これまで自分がお世話になってきて、これからもお世話になりたいところに、どんどんお金を使いたい。