見出し画像

中学校をもっとしっかり選んでおけばよかった? 本格的反抗期の始まりまでカウントダウン-14歳で反抗期を終えた息子とオカンの物語(13)

小学校も高学年になると否が応でも中学校を選ばないといけない。

↑幼稚園と高校選びやシステムについてはこちらに詳しく書いたので、今回はサクッと中学について。

高校と同じで、中学校も4年生の時の成績が重要視される。

学校によっては5年生から中学になる場合もあるけれど、基本は6年生から3年間が中学となる。5年生から始まる場合は、中学校が4年間。息子と仲良かったMくんは転校をして、5年生から中学生になった。

私たちが住んでいる学区と、小学校のある学区が違ったので、息子の中学は2つの学区にある学校から選べることになっている。

だけど多くの生徒がある中学(学区外)に行くし、学区外の生徒も今までは入れたので、そこに行けばいいか、とのんきに構えていた。

5年生になってすぐに中学校を紹介するフェアがある。
そこに行って学校案内本をもらったり、お目当ての学校の副校長先生とかを捕まえて「学区外だけど入ることはできるのか? だって息子はずっと縁のある小学校に行っているから」というようなことを伝えて、少しでも可能性がないか聞くのだ。

画像1

ニューヨークの学校選びは辛辣だと思う。

小(幼稚園)中学と学区に縛っておいて、高校からはどこの地区でも好きなところに行けるように、いきなり範囲を広げる。

それに「去年まではできたけれど、今年からはできない」ことが一気に増えて、振り回されることが多い。

学区によって学校の数が違う、範囲が違う。
もちろんレベルも違う。
そして何よりもショックだったが、職場の住所も使えたということ。

中学校選びをしているとき、ちょうど長く働いてところをやめた後だったけれど、やめていなかったら職場の住所が行かせたかった学区にあったから「行けた」かもしれない可能性があった、ということ(もちろんすべての学校に使えるかどうかはわからない。行かせたかった学校には使えた)。

6年生は学区で縛るけれど7年生からは学区は関係ないとか……

だけど、高校(9年生から始まる)のことを考えると7年生の成績が見られるから転校させるのは「いいアイディアではない」


❖ ❖ ❖


「あきつ、中学校選び進んでいる?」

と、学校の先生たちから声をかけられる。
なかなか難しいんだよ、だって学区がね……という顔をすると「彼は繊細だから、小さな学校がいいわよ、大きなところは避けた方がいいわよ」と言われ続けて。

希望としては小学校と似たようなところ……つまりプログレッシブ教育をしているところ(古い記事ですが、こちらのブログが参考になるのではないでしょうか。プログレッシブ教育については)。

私立を受けたり(落ちました。しかし年間450万円も払えないですよね〜〜〜)、学区外の学校に申請しようと思ったけれどできなくて、最終的には、息子が通っていた小学校の姉妹校が中学校を数年前につくり、そちらに通うことになりました。

ここから息子の魔の中学時代の始まりでもあり、本格的な反抗期へと突入へとなり、わたしの白髪が一気に増えたのであった。






2006年生まれのアメリカ人とのハーフの男の子のいるシングルマザーです。日々限界突破でNY生活中。息子の反抗期が終わって新しいことを息子と考えています。