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日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#88(2024/6/26)

・おいらの頭の中とこころの整理メモ(雑念の整理に付き合ってクレ!編)

正直言いますね?もうねぇここ最近何か表現したくてしたくて仕方がないのよ。でもね、それってじつはそういう時が表現者としていちばん危ういとき。だから自戒してる。なんでもかんでも表現すればいいってものでもなくて、わかりやすい例で言えばプライバシーだったり、著作権や肖像権といったソーシャルパブリシティー権を含むようなことは当然配慮するとしてもだよ。僕が表現したいことは基本的に自分が感じたことや経験したことだけど、あくまでも僕にも死守しなければならないボーダーがあるし、ぼくがことばで表現することで周囲の人にもちろん迷惑をかけられない。

表現とのはざまの面で結構悩ましいところはあるんだよ。何か鬱憤が溜まってきていて、それを仮に表現するとしても、感情のマグマそのものをありのままに表現してしまうと、それは多分に危険なことだし、僕の理想とするポリシーに反する。周りだって不快になるし、書き手も読み手もお互いきもちよくないわけですよ。僕の描く世界は共感してもらったり、考えてもらったりすることで”相互で心地よくてなんぼ!”であって、もし自分が表現したことで不快になっちゃったとしたら、それは僕の描く世界が不確実で僕の理想とする文章体の完成からほど遠かったってことなんだよ。だとしたら、ほんとうにごめん。そういう意識でモノを書いてる。

僕は人間としても物書きとしてもまだまだ未完成で不完全で、はじめの到達点にも達していないけれど、僕が表現をやめられないのは、周囲や社会の最低限のルールを守りながらも、表現上では、ある種の個人プレーが許されてるから、可能な限り、文章で表現することが自分にとっての楽しみであったりするんだよね。僕はお世辞にも理性的な人間ではないし、自分の主張を甘んじて下げるような謙虚な人間でもない。まさに傲慢のかたまりといえるかも知れない。

あくまで自分が感じた中での感覚重視の人間だから僕にとって文章表現は、自分を判然と表現できる一種のパズルのような感じ。そういう意味では僕の精神的本体の核は無茶苦茶エゴイストでありサディストで、史上最悪の自己中って言えるかもしれないね。要は社会のつまはじきのすねかじりしてる嫌われ者だよ(笑)表現する人は大なり小なり、そういう未完成であって、”欲求不満のマグマ”の部分を社会に適応コントロールしながら持ち合わせるからこその表現者であったりジャーナリズムだとも思うんだよ。

僕ひとりの存在はね、肉体的に成熟していても精神的にとても幼くて脆い。僕の恩師の言葉を借りれば、”すごく弱弱しく繭の中に引きこもっているような”人間。病気を盾に逃げてばかり来たから、社会で揉まれて強くなってないから、年齢を重ねてもどこか表情も幼い(若いんじゃなくて、”幼い”)。だからこの人から学ぶことがないっていう人には僕の能力じゃ面白い話は提供できる限界があるのかもしれない。その時はごめんね。僕が至らないからだよ。

まぁ普通は僕みたいになりたい人もいないだろうし、なりたくてもなれないだろうけれども、こんな人間になりたくないと思ったら、僕みたいなこういう人間にならないように、こんなバカげた人間からでもなにかを攫んでください。まずはこいつ好き、嫌い、だけでもいい。そこから何か得てくれるだけの価値が僕の文章にあるのなら、僕はこんな駄文でよければ喜んで差し出すよ。

現代、2020年代の世界はソーシャルノイズの多い、かつ高度に正誤が一緒くたに流れてくる情報化が進んだグローバルな世界。

学生の時分くらいまでの若いころ、高度な情報化社会や、文明社会、グローバルな世界に夢を見ていた。でもこれは自分の望んだ社会だっただろうか?僕はそんな時代になることを夢見ていたけれど、今の時世、幸せと言い切れる人がどれだけいるだろうか。著名な精神科医であられた小此木圭吾(おこのぎけいご)さんの著書で読みかじった記憶の中に、Aという文化があればA'という病理が発生すると。時代が進みBという文化ができれば、B'という病理が発生すると書かれていたように記憶している。

世界的にギスギスした時代にあって、正しければ何でもよいわけではないにしても、様々なメディアからあふれるほどの情報の中から、極端に偏ることなく自分の信じる道を探らなればならない自選の時代が到来している。偏差を自分で見極めながら情報を拾得していくことがいかに難しい時代であることも理解している。

耳障りの良い力強い声に耳を貸す人はいるけれど、その溢れる情報からあぶれてしまった小さな声にはなかなか、「聴く耳を持つ人」が到達できない時代。僕が苦手なら僕じゃなくてもいい。大きな声ばかりではなく小さな声にも耳を澄ませてほしい。清濁併せ飲んだところで新しい自分を攫んでほしい。そんな文章を、いつかは書いてみたいなぁ~なんてね!

おっと、話がそれた。説教臭いのはやめようね。あとからこのページでできるだけ!明るい記事!書くね。ヨロシク!

★☆今日の作業用BGM☆★
【es】~Theme of es~/Mr.Children

僕が大好きな曲です。名曲は色あせないね!
(From Album『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25 』,
リンク先はYouTubeの『es』のMVです!)


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