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日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#101(2024/9/3)

おいらの頭の中とこころの中の整理メモ(予告ZOOBOOのお話・編)

2024年8月34日、もとい、2024年9月3日火曜日です。夏から秋になると衝動に駆られるものがある。御髪(おぐし)の悩みである。ドリカムの「サンキュ。」じゃあないが、僕の場合、あるときに、どことなくむくむくと異性関係の煩悩が出てきて止まらなかったことがあって、友達と誘い合わせて髪を切ったんですよね。それも2人とも五厘刈り。その爽快感がやめられなくなってしまった。煩悩って言ったって彼女がいるわけでもご覧の通りモテてるわけでもないんだけどね。

今日床屋に行ってズーボー、1㎜の青坊主にする予定でいまする。今日ができなければ、近日には。これでチビ・ハゲ・デブと非モテ三冠王に君臨することになるわけですが(笑)背が小さいのと、髪が薄いのは生まれながらに、もしくは加齢の部分で不可抗力だし、その人の個性だけど、僕が思うに自分がこれほど太っているのはね…。

ある程度ふくよかなのは許容されるべきだけど、僕みたいに身体が過度に太っているのは身体を壊すし、見た目の話は別にして健康を害するのはちょっとね。こればっかりは痩せたい、痩せなきゃいけない。もう身体が悲鳴を上げてるし何とか”せんとくん”だよ(いつも口だけですまん)。

さすがにスキンヘッドにする度胸はないのだけれど、営業のようなお堅い仕事でもないので、そういうプライベートな部分は許されているところもあり、バッサリいっちゃおうと画策している。僕は仏教徒ではないが、煩悩事も流し去るほど清廉な「坊主」という髪のスタイルは意外と好きで、定期的かつ衝動的に髪を刈ってしまう。が、意外と維持が面倒だったりするので、すぐ雑草(もう見てるだけでスギナが頭から生えているみたい)が伸びるがごとく髪を伸ばしてしまうのだけれど。

実はこれまでは煩悩に引きずられるかたちで(結局坊主にしても僕の場合はそーゆー煩悩は消えなかった笑)髪を伸ばしていたけれど、異性への煩悩および伸びっぱなしの髪にも未練も特段ないのでバサッと行くぜバサッと。

・あせらすでない!じっくりと腰を据えてじゃな…。(忘れ物の言い訳)

バスの中で気づいた。嗚呼また、スマホを忘れた。パソコンのファンや、いつでも薬を飲めるように氷水の入った水筒、いつものこころのあんしん飴は持ったのに。スマホが無ければXやYouTube、Amazonなど他のログインも出来ない。はぁ~。言い訳といえば言い訳だが、秋月母が僕が出かける段になると不安になるのか、○○は持ったかだの、早くしろだの言ってくる(この年でまだ言わせてんのか)。

実際には時間に間に合わせるように準備がしてあるのだが、秋月母としては「(僕には)障害で何もできない」ことが前提として頭にあるから、ほかの人に何か言われないようにと心にとめてくれているのだが、正直困っている。予期せぬ時に「早く行け!早く行け!」と怒鳴られると、せっかく段取りしたはずの正直頭の中がパニックになる。

準備の考えていた段取りが本当に真っ白になってしまう。それで忘れっぱなしならいいが、自分がミスしたことをその日のうちに必ず思い出すタイミングが来てしまう。僕の配慮しなければならないのは前日の準備に続く当日の準備の時間にはのりしろがなく、母の話を聞く時間を考慮していないこともあるのだけれど。

外出の準備をしているあいだは黙っていてくれないか、とお願いしたことも何度となくある。でも母にはそれができない。それは僕の成長過程で、頓馬ばかりしていたから、それをケアするのが親の責務というのを世間の外圧として受け続けてきたからにほかならない。母としては僕が遅れてしまったりモノを忘れて取りに戻ったりすることにすごく大きなストレスを抱えていて、僕が家から離れるとほっとするそうだ。

秋月母が注意をしないからと言って何か忘れ物をしても自分の責任においておこることだからと説明しても、「(障害者である)あんたの責任は最終的に親の責任になるんだから、あんたには責任はとれない」ということが前面に出てくる。

この件のようなことではあなたの責任じゃないんだから、ちょっと黙っていてほしいわぁ~。のんびりドラマでも見ててくれればいいのだけど、小学生や中学生の時の不出来な状態をフラッシュバックしているからなのか、僕が出るときは大抵不機嫌で怒鳴っている。気持ちよく外出できたことがない。これは僕の責任の範疇なのかとちょっと迷うところがある。

忘れ物の責任を親のせいにしているならそれは僕の自立不足だが、少なくとも、小さなミス、たとえば忘れ物をしたら、忘れ物の責任は僕に取らせてほしい。何もかも親が責任を持つ必要はない。母には障害者=責任を問われない者、という間違った解釈を一刻も早く卒業してほしい。朝っぱらから酷くみじめな気持ちになるし、一日を台無しにしてしまう。こういう要求が心理的にできてしまうということは、僕の不出来さの証明にしかならないのだろうか。

前提として小さなミスを積み重ねているのは自分の責任であるし、もうひとつ。僕の性格的な特性のせいで母に精神的な子離れをさせてあげられなかったのも不出来な僕の責任だと思っている。これは一例だが健常者だろうが、障害者だろうが、責を問われようが問われまいがそのデメリットを背負うのは自分だし、いい加減自分のケツは自分で拭かなければならない。しかし、数十年も子供が不出来でそのケアをしなければならない家族を持つと、可愛さ余って憎さ百倍になるのか、イライラさせられることも常日頃ということなのだろう。僕はなんだかずっと居心地の悪い朝を迎え、きっとあしたもそれをかみ砕いて生きてくのだろう。どうしたら秋月母を納得させられるだろうか、とバスの中で考えた。

★☆今日の作業用BGM★☆
Detour/TM NETWORK

TMN終了からまもなく出されたベストアルバムに収録された楽曲で当初はプレイステーションソフト「Gaball Screen」が初出。TM名義ではなく、メンバー名でリリースされた。

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「Detour」作詞:前田たかひろ 作曲:小室哲哉
Original Performed by TM NETWORK


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