一酸化炭素中毒で死にかけた話

居酒屋のランチでバイトをしているのだが、私の仕事はキッチンで焼いたり揚げたりが主。

朝はオープン作業があり、4口コンロフル稼働で仕込みをする。
その日も、寸胴で湯を沸かしながら、炭に火を入れ、野菜を煮ていた。
オープン作業は45分しかないため、その間他の作業もこなさなければならない。

10分ぐらいして、異常に頭が痛くなった。
目を開けているのもできなくなるほどに。
天気悪いし、気圧のあれか、と作業を続けた。

すると店長が、「ちょっと来て」と私を呼んだ。
「これダクトのスイッチ点いてない。ここ地下で換気悪いから、全員死にます。」

全員死ぬとこだった。

もし、その場に私だけしかいなかったら、確実に死んでいただろう。

その日を境に目の調子がおかしい。
やたらぼやける。

後遺症じゃなきゃいいんだけどね♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?