屁について
この世には2種類の屁しかない。
めちゃくちゃ臭いか、臭くないか。
自分の屁は臭かろうが、臭くなかろうが可愛い。
しかしながら、他人の屁は臭い場合、突如として姿を現すガス兵器であるため、可愛くない。
果たして、どう対処していくべきなのか。
めちゃくちゃ臭い屁が出るときは、病気でない限り大抵、うんこ前である。
あれは、「もうあっし、走り出してまっせ」と教えてくれている。
つまり、めちゃくちゃ臭い屁は、「うんこのイントロ」である。
名曲「うんこ」のイントロが、あのめちゃくちゃ臭い屁の正体だ。
あの臭い屁は、名曲「うんこ」の一部なのである。
そうつまり、めちゃくちゃ臭い屁は、うんこであると言うことができる。
したがって、臭い屁をした時は、屁をしてしまったというよりは、うんこをしてしまったという感覚に近くなければならない。
この場合の臭い屁を仮に、「気体のうんこ」と名付けよう。
私は、気体のうんこを人前ですることは、軽犯罪法違反だと考える。
あれはもう、人前でうんこをしているということになるのではないか。
狭い通路や電車内で屁をしておきながら、さも私は屁はおろか、うんこもしませんけどみたいな顔をするのは、言語道断で許されるべきではない。
屁というのはしてみるまでわからないもので、臭いかもしれないし、臭くないかもしれない。
それでも、自分の腸内状況と向き合うことで、ある程度は予測ができる。
その上で、我慢したり、場所を変えて屁をしたりといった、対策が立てられると考える。
それができない時は、法を入れて訴えるしかないのである。
腸役刑の導入を、心から強く願う。
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