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好きな作品のコラボカフェで働き始めた結果、カフェ全体の評判を揺るがしかねない大失敗をした話
これは、ネットで好きな作品への愛をつぶやいたことがきっかけでオタク人生が最高に楽しくなった僕が、「オタクってこんなに楽しいんだぞ!!」ということを発信するnoteになっています。
やってきたことの概要はここにまとめているので、
よかったら見てみてください!↓
23歳彼女なし引きこもりオタクがたった1年で陽キャよりリア充になった話
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大好きな作品がコラボカフェやるってよ
今回は、「ある作品が大好きすぎてそのコラボカフェの店員になったら、初日からやらかし、カフェ全体の評判が危うくなった話」をしたいと思います。
就活を終えて、大学時代最後の時間をどう過ごすか。ただぼーっと過ごすこともできるし、アニメや漫画をひたすら消費する、それも一つの選択肢でした。ただやっぱりせっかく最後にまとまった時間があるタイミングなのだから何かしたい!そんな時に僕が人生の中で一番好きな作品のコラボカフェが開催されるという情報がツイッターで流れてきました。
これは素晴らしい企画だ!特典とかも付いてくるようだし!これは毎日行かなくては!と息巻いたものの、流石に毎日は行けないだろうし、お金もかかるなぁと思った瞬間、ある考えが浮かびました。
「あれ、これ中の人になったらお金払わずに毎日通えんじゃね?」
もちろん特典付きメニューを頼むことはできませんが、コラボが終わった後に余った特典とかももらえそうだし、と打算的な考えもありつつ(結局それは叶いませんでしたが笑)そのカフェのツイッターをのぞいてみると、店員募集してるじゃありませんか。「これは行ける!」と確信しました。
やっかいオタクだと思われない面接が大事
さて、早速バイト希望の連絡を送って、面接日程が決まりました。それはまさにコラボ開始の前日。
ここで絶対にやってはいけないのは「面接に落とされること」です。当然受けるからには落ちたくないっていうのもあるんですが、それよりも、「落ちたら客としてもコラボカフェに非常ーーーに行きづらくなる」からです。
だってねぇ、面接で落とされたのに毎日通ったら、お互い気まずくなるし、純粋に楽しめなくなりますから。受けるからには絶対に受からなければいけません。
そして落とされるとしたら、一番ありうるのは「この作品のやっかいオタクだとバレること」です。
この作品の熱狂的なファンだとバレると、中の人的には何をやらかすかわからないという恐れが生じます。そりゃそうですよね。その作品が好きなあまりコラボカフェに応募しちゃうようなやつですから、僕も逆の立場ならかなり慎重になります。
そんな風に、採用にリスクを感じられると落とされる可能性が高いので、僕はまるでアニメそこまで詳しくない一般人の顔をして面接に臨みました。
これは実際の面接の一部です。
店長「今回はなんで応募してくれたの?」
僕「はい、社会人になる前、せっかくだから面白いバイトしてみようと思った時、アニメカフェで働くのいいなぁと。アニメ一時期みていましたし、なかなかできない体験だと思い応募しました。」
店長「へぇー、例えばどんなの好きなの?」
僕「クラナドとかコードギアスは好きですね」
店長「あー、その辺ね。今期は何かみてる?」
僕「リアルタイムでは追ってなくて…最近だとシュタゲゼロです」
店長「なるほどね、OK」
まるでちょっとアニメをかじった一般人かのごとく(店長がそう思ったかは定かではありませんが)、受け答えをしていました。
さっきも言った通り、面接日はコラボカフェ開始の前日だったので、すでに僕のめっっっっっっちゃ好きな作品のグッズなどが並んでいて、興奮をおさえるのが大変でした。
抑えきれなくなって、
僕「あの、可愛いキャラクターは?」(推しキャラのタペストリーを指し)
店長「あれね、明日からのコラボ作品のヒロイン」
僕「へぇー可愛いですね(二度目)」
店長「そう?僕はもう一人の方が好きだけどね」
僕「へぇ、そうなんですね(戦争だな)」
などとちょっと話題を振ってみたりしました。
何はともあれ、軽くアニメ好きくらいの人を装う作戦は功を奏し、その場で合格しました。何度も言いますが、この面接はコラボ期間開始の前日だったので、「いつからバイト入れる?」の質問には迷わず
「明日からいけます!!!」
と答え、コラボ期間初日から働けることになりました!なんという幸せ!そんなルンルン気分だった僕は、当日地獄を見ることになるわけです…
次回に続く!!