【時の宿命者 リィエル゠オディウム】vol.1 ヴァンガード デッキレシピ 紹介
あきヴァンわ〜
惑星クレイによく似た惑星『地球』で活動しているアキトです!
突然ですが、昔からなぜか理由もなく好きな単語ってありますか?
わたしは『ブラック&ホワイト』です(笑)
今回ご紹介するのは、初めて見たとき『ブラック&ホワイト』の単語が思い浮かんだ《時の宿命者 リィエル゠オディウム》になります!
なんとなく『黒=オディウム』&『白=アモルタ』な2枚ですが、個人的には『アモルタ』が「時を戻す」、『オディウム』は「時を飛ばす」ような印象で、能力的に対比になってるのもGOODポイント(笑)
そんな《時の宿命者 リィエル゠オディウム》ですが、「天智覚命」で登場したばかりのカードになりますが、大型大会でも多数入賞していて環境デッキといえるテーマになります。
この記事では、《リィエル゠オディウム》に詳しくない方向けのデッキの簡単な概要説明、ディヴァインスキルの特徴、自分が使いやすいオススメのデッキレシピをご紹介します。
わたしの主観も多い内容になっているので、「こういう考えもあるんだな」という参考程度にお読みいただければ幸いです〜
冒頭みたいにふざけた文章を書くと読みづらくなってしまうので、【おわりに】までは、なるべくマジメ書かしていただきます(笑)
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【デッキの概要】
《時の宿命者 リィエル゠オディウム》ですが、『時刻印(リグレス)ゲージ』という専用ギミックを扱うテーマで、そのゲージを参照して様々な効果を使えるヴァンガードになります。
『時刻印ゲージ』は、専用ライドラインのG1にライドした時に、オーダーゾーンに『時辰儀・宿命之翼・トークン(デスティンド・タイムピース)』というトークンセットオーダーを置き、それによって使えるようになるゲージです。
トークンセットオーダーは、普通のセットオーダーとして扱われますが、ゲージはゲージゾーンに置かれているので、オーダーゾーンの枚数を参照する効果でゲージの枚数は参照されません。
ダークステイツではそういう効果はあまり無かったと思いますが、例えばデュアル国家の《冥縛深盟 シュルガ&ダルグアージュ》は「セットオーダーの枚数+1」という効果を持っているので、そのようなカードを使う際は注意しましょう。
《時の宿命者 リィエル゠オディウム》は、『時刻印ゲージ』に関連する以下の3つの効果を持っています。
①『時刻印ゲージの「因果歪曲・断罪(ディストーテッド・ベイン)」1枚につき、前列のリアガードすべてのパワー+5000。』
②『(R)か手札から1枚選び、時刻印ゲージに置くことで『トリプルドライブ』を得る。』
③『【ディヴァインスキル】このユニットがアタックしたバトル終了時、あなたの時刻印ゲージが5枚以上なら、【コスト】[手札から2枚捨てる]ことで、あなたは追加1ターンを得る。その追加ターン中、このユニットのドライブ-1し、その追加ターンではライドフェイズとメインフェイズを行わない。』
『時刻印ゲージ』を扱ったり、追加ターンなので少しわかりづらいですが、効果だけまとめると以下のようになります。
①『前列5000〜20000上昇』
②『1枚コストにしてトリプルドライブ』
③『【ディヴァインスキル】のコストを払えたバトルフェイズ終了後に、全ユニットをスタンドしてバトルフェイズを再開する。
ヴァンガードはコストを払えばツインドライブが可能になる。』
簡単にまとめると、上記のような効果になります。
このような一つでもヴァンガードが持っていたら強い効果を、3つ持っていて、それを追加ターンではありますが実質1ターンで使用することが可能です。
【ディヴァインスキル】などの非常に高い決定力もち、うまく回ればどのような対面にも勝ち得るデッキのため、環境で高いTierに位置するデッキになっています。
【ディヴァインスキルの特徴】
《時の宿命者 リィエル゠オディウム》の【ディヴァインスキル】は、ヴァンガード全スタンで見ても数少ない『相手のターンをスキップする』という特徴を持っています。
ただし、条件付きのターンスキップなので、【ディヴァインスキル】の効果は意外とデメリットも多い印象です。
個人的に感じているメリットとデメリットは以下の内容になります。
〜〜〜メリットとデメリット〜〜〜
■メリット
①ディヴァインスキル込みで5回ドライブチェックすることができる。
②環境上位のデッキは、デッキトップ操作やデッキ圧縮が多くて、初ダメージで相手のダメトリが出やすい環境だが、追加ターンにダメトリを引き継げないので、いったん状況をリセットできる。
③『時刻印ゲージ』が5枚以上あれば、ツインドライブ以上で手札は2枚増えて発動はできるので、相手に点止めなどで発動タイミングをコントロールされづらい。
■デメリット
①ファイト中1回しか使えないので、ディヴァインスキルができないターンは、トリプルドライブの高パワー3回アタックしかできない。
②ライドフェイズとメインフェイズがスキップされるので、再ライドや通常のコールができない。
ユニットについては、基本的にはスタンドするだけになる。
③追加ターンなのでトリガー効果やペルソナライドを引き継ぐことができない。
また、「登場したターン中〜」のような効果をもったリアガードは、追加ターンに能力が消えるので相性がよくない。
④ディヴァインスキルのコストが重く、ファイナルターンできなかった際に隙ができる。
・手札が2枚減る。
・トリプルドライブにするのに、リアガードか手札をコストにするが、【ディヴァインスキル】だと2回分使用する必要がある。
⑤スキルの発動に『時刻印ゲージ』が5枚以上必要なので、《因果歪曲・断罪》を引けないと発動ターンが遅くなる。
⑥《因果歪曲・断罪》の枚数でパワーが上昇するので、2枚以上引けていないと守られやすい。
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メリットにもデメリットにもなるみたいな内容もありますが、意外とデメリットが多いので、適当に使うと逆に負け筋に繋がる印象です。
■時の宿命者 リィエル゠オディウムのまとめ
前列のパワー上昇やドライブ数増加があるので、道中は対面に関係なく安定感のあるプレイが可能なデッキです。
ディヴァインスキル使用時のファイナルターン性能が非常に高いので、有効なタイミングで使用できればどのデッキにも勝てる可能性があります。
ただし、《因果歪曲・断罪》が引けないとディヴァインスキルの発動が遅くなり、追加ターンでペルソナライドもできないので打点も低いみたいな状態になってしまいます。
このデッキでは《因果歪曲・断罪》がキーカードになるので、そのカードを引ける構築やプレイに特化するのがオススメなデッキです。
【デッキレシピ】
※採用カードのテキストを知りたい方は、お手数ですがデッキログからご確認ください。
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●ライドライン
・G3
時の宿命者 リィエル゠オディウム
・G2
命脈途絶の時空巨兵
・G1
スチームメイデン ティグラット
・G0
万里鵬翼のギアケツァール
●グレード3⑪
時の宿命者 リィエル゠オディウム③
アナクロノス・ドラゴン④
因果歪曲・断罪④
●グレード2⑧
年々歳々の時空巨兵③
スチームガンナー ティズカール④
天へと導く絆の翼①
●グレード1⑮
心の開捧 フィリィア④
アヴァリス・レスター④
スチームバトラー グングヌラーム③
ユニット守護者③
四精織り成す清浄の盾①
●グレード0⑯
焼尽の精霊王 ヴァルナート①
効果ありクリティカル④
効果なしクリティカル④
効果ありフロント③
効果なしヒール④
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【デッキ解説】
可能なら《因果歪曲・断罪》を3枚以上にしたいので、ドロー以外にもソウルチャージできるカードを多めにして、ファイト中にゲームに絡んでもらえる確率を上げています。
《因果歪曲・断罪》がソウルチャージされれば、ヴァンガードのコストなどでソウルブラストして、《アナクロノス・ドラゴン》の【ゲージゾーン】効果で『時刻印ゲージ』に変換することが可能です。
【SB3】で使いづらい面はありますが《スチームバトラー グングヌラーム》でメインフェイズ中にソウルブラストできるギミックを採用し、バトルフェイズ開始前にドロップへ送りやすくしています。
重めのソウルブラストも、採用カードのほとんどがソウルチャージできるので、微調整しやすいように構築しました。
【ピックアップカード】
●今回採用したカードで、特に特徴的なカードをご紹介します。
■ユニットカード
《アナクロノス・ドラゴン》
・1対1交換なので『時刻印ゲージ』を増やすことはできませんが、バトルフェイズ開始時にドロップのカードをゲージにしてスペリオルコールで1アドになるカードなので、ヴァンガードでゲージにする際はこのカードを優先しましょう。
G3ユニットですが、G2のライドラインで『時刻印ゲージ』に置く時にゲージにしたら、バトルフェイズ開始時にコールできるためG2ターンからアタッカーになることも可能です。
そのような『リィエル』デッキのキーカードの1枚なので、《因果歪曲・断罪》の次点でなるべくキープしておきたいカードになります。
《年々歳々の時空巨兵》
・1枚引いて、1枚ソウルチャージで、山札を2枚掘れることを評価して採用しました。
G2なので左右リアガード列に出したいカードですが、ヴァンガードのブースターにしたら、23000になるも要求値がキレイでオススメです。
《スチームガンナー ティズカール》
・《アナクロノス》以外にエネルギーが使用できて、序盤のドローソースとして使えるので採用しました。
ペルソナライド効果のターン中のブースト&パワー上昇は相性がよくないですが、この構築ではソウルチャージができる効果は相性がいいです。
CBが余る場合もあるので、EBと選択してコストを余さずに山を掘ることができるのもオススメポイントになります。
《心の開捧 フィリィア》
・相手がリアガードを展開しない序盤や、《因果歪曲・断罪》のプレイを多用するG3以降で、ソウルを増やしてつつドローできるカード。
ソウル枚数の調整や退却から逃られるのでなるべく採用したいカードですが、コミックのPRカードで入手しづらいのが唯一の欠点ですかね(汗)
《アヴァリス・レスター》
・手札を1枚を捨てることで、確定サーチで《因果歪曲・断罪》をプレイしてゲージに置くことで山札の下に置くデメリットを回避しつつ、山札の圧縮も可能なカードです。
《因果歪曲・断罪》で1枚引くので、1対1の手札交換みたいな感じでも使えます。
《スチームバトラー グングヌラーム》
・登場時ソウルチャージと起動効果のSB3でワンドローできて、山札を2枚掘れるカードです。
構築全体でサポートしているとはいえSB3は重いのですが、《アヴァリス・レスター》がG3タイミングに出したいカードなので、G1タイミングから展開できて相手のダメージコントロールに繋げられるのも相性がいいと感じます。
■オーダーカード
《因果歪曲・断罪》
・このデッキのキーカードなので、マリガンなどでも全力キープ対象。
引きすぎていて、最悪ライドコストで切ることになっても《アナクロノス》を使えばいいので、ダメージに落ちない限りは大丈夫です。
ダメージに落ちたら、相手のダメージと同数以上のダメージコントロールでヒールトリガーを狙いつつ、なるべくCBのコストにしてプレイしましょう。
■超トリガー
《焼尽の精霊王 ヴァルナート》
・ディヴァインスキルターンの6回アタックで確実にファイナルターンしたいデッキなので、その時に勝利に繋がる超トリガーが相性よいと思っています。
ヴァンガードは、パワー上昇とドライブ数増加があるので、数値で守るのではなく守護者を使用されやすいです。
その為、リアガード側は数値で守られることが多いので、このカードでリアガードも完ガ要求で連パンしたらガードはほぼ不可能なので採用しています。
■レガリスピース
《天へと導く絆の翼》
・自分のターンには、《因果歪曲・断罪》を最優先でプレイしたいので、基本的にはブリッツオーダー採用が望ましいデッキです。
序盤に余りやすいコストで《因果歪曲・断罪》に繋がるドローソースとしても使えることを評価してこのカードを採用しています。
ただ、山を掘るギミックは充分で、同名バインドは使用タイミングが遅く、ディヴァインスキルで決めるこのデッキだと相性が悪い部分もあります。
ドローも強制なので、タイミングによっては山札切れに繋がるケースもありました。
手札コストにしてもドロップから使えて耐久性能を上昇できる《双つに連なる守護の法陣》、相手の超トリガーという最大の上振れ要素を守れる可能性がある《艱難遮る碧の結界》なども相性はいいので、ブリッツオーダーならお好みで選んでもいいかなという印象です。
【入れ替え候補カード】
●今回は採用はしていないけど、入れ替えてもいいかと思えるカードをご紹介します。
《翔陽時在 フォルド&リバルティス》
・CB1でコールや退却もできるので、序盤から状況に合わせて使いやすいカードです。
ノーコストでソウルチャージとパワー5000上昇できるので、CBがなくても無駄にならないのもいいところになります。
コールする効果で、自身の効果でソウルに入る《心の開捧 フィリィア》をコールすると、効果を何回も使い回すことも可能です。
ただ、《フィリィア》が引けていない場合だと、コールしたいカードがなくて、退却もG2以上なので序盤だと使いづらい場面があります。
今回は、安定して2枚掘れてヴァンガードのブースターにもなれることを評価して《年々歳々の時空巨兵》を優先した為、このカードは非採用です。
ただ、展開力の補助ができたり、《フィリィア》とのコンボで退却に強くできるので、好みで《年々歳々の時空巨兵》等と入れ替えるのもアリなカードになります。
《黒天の雷震妃 レィミーナ》
・ライドフェイズに捨てればSB1でワンドローできるので、序盤に捨てやすいカードです。
ペルソナライド時の登場効果も、「ターン中◯◯」な効果ではなくソウルからコールなので、先ほどの《フォルド&リバルティス》と同じような使い方もできます。
《スチームバトラー グングヌラーム》が使いづらいなら、入れ替えるのもアリなカードです。
《麗焔魔嬢 オリエンス》
・山札からオーダーサーチやアタックした時にドロー&パンプできるので、効果自体はこのデッキとメチャクチャ相性がいいカードです。
ただし、使えるタイミングが基本的にG3以降になり、各種効果でソウルブラストするので、使いづらい面も多いカードになります。
序盤から使えるので《スチームバトラー グングヌラーム》を採用していますが、ソウルブラストギミックをこちらに変えるのも選択肢かなという印象です。
《時廻竜 クロックワイズ》
・手札からカードが捨てられた時に、【EB3】で捨てたカードを回収できるので、エネルギーの消費先として有用なカードになります。
このデッキだと《リィエル》や《アヴァリス》で手札を捨てるため、使用タイミングも多い印象です。
登場にソウルチャージで山札を1枚だけ掘ることも可能ですが、強制効果なのでしたくない時に展開しづらかったり、引いているカードを回収するため、0から1を生み出せる訳ではないので非採用にしています。
エネルギーが余ることが気になるなら採用するのはアリなカードです。
【おわりに】
今回は《時の宿命者 リィエル゠オディウム》デッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
可愛いカード好き、脳筋デッキ好き、おもしろいギミック好き等など、色々魅力的な要素が沢山あって強いので、個人的には今後も人気なテーマになるんじゃないかなと感じます。
わたしは『Theオタクなカード好き!』なので、時を操る能力持ちは、もちろん大好きですね(笑)
冒頭に書いているように『ブラック&ホワイト』も好きなので、相方となる《時の運命者 リィエル゠アモルタ》の記事も書いているところなので、ご興味あればご覧ください!
今回の記事は以上になります〜
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