発動イニングが決まっている特殊能力は9回制以外の試合の場合いつから発動するのか(野手編)【パワプロ2024-2025,2022,WBSC,パワポケR】
皆さま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今回は【野手編】として、1~8回の各イニング制における「いぶし銀」「決勝打」「意外性」「ダメ押し」「逆境○」の発動タイミングを検証し、その結果をご紹介いたします。
なお、検証結果だけ知りたい方は目次から「◆結果まとめ◆」をクリック(タップ)していただければと思います。
◆各特殊能力の発動条件・効果◆
今回発動タイミングを検証する各特殊能力の発動条件と効果は以下のとおりです。
◆検証方法◆
各特殊能力の検証方法は以下のとおりです。
・検証1:常に同点かつ得点圏にランナーが存在する状態とする
→「いぶし銀」「決勝打」「意外性」の発動タイミングを確認できます。
・検証2:常に1点ビハインドでランナーが存在する状態とする
→「逆境○」の発動タイミングを確認できます。
・検証3:常に4点以上リードした状態とする
→「ダメ押し」の発動タイミングを確認できます。
そしてこの検証は、「逆境○、いぶし銀、意外性、ダメ押し、決勝打」を持つ以下の野手をペナントモードで9人に増やして行いました。
◆検証結果(いぶし銀、意外性、決勝打)◆
それでは以下に検証結果を掲載いたします。
1イニング制の場合
・1回表:ツーアウトで「意外性」「いぶし銀」「決勝打」発動
2イニング制の場合
・2回表:ノーアウトで「意外性」発動
・2回表:ワンアウトで「いぶし銀」「決勝打」発動
3イニング制の場合
・2回表:ワンアウトで「意外性」発動
・2回表:ツーアウトで「決勝打」発動
・3回表:ノーアウトで「いぶし銀」発動
4イニング制の場合
・3回表:ノーアウトで「意外性」発動
・3回表:ワンアウトで「決勝打」発動
・3回表:ツーアウトで「いぶし銀」発動
5イニング制の場合
・3回表:ワンアウトで「意外性」発動
・4回表:ノーアウトで「決勝打」発動
・4回表:ワンアウトで「いぶし銀」発動
6イニング制の場合
・3回表:ツーアウトで「意外性」発動
・4回表:ワンアウトで「決勝打」発動
・5回表:ノーアウトで「いぶし銀」発動
7イニング制の場合
・4回表:ワンアウトで「意外性」発動
・5回表:ノーアウトで「決勝打」発動
・5回表:ツーアウトで「いぶし銀」発動
8イニング制の場合
・4回表:ツーアウトで「意外性」発動
・5回表:ツーアウトで「決勝打」発動
・6回表:ワンアウトで「いぶし銀」発動
◆検証結果(逆境○)◆
1イニング制の場合
・1回ウラ:ツーアウトで「逆境○」発動
2イニング制の場合
・2回ウラ:ワンアウトで「逆境○」発動
3イニング制の場合
・3回ウラ:ノーアウトで「逆境○」発動
4イニング制の場合
・3回ウラ:ツーアウトで「逆境○」発動
5イニング制の場合
・4回ウラ:ワンアウトで「逆境○」発動
6イニング制の場合
・5回ウラ:ノーアウトで「逆境○」発動
7イニング制の場合
・5回ウラ:ツーアウトで「逆境○」発動
8イニング制の場合
・6回ウラ:ワンアウトで「逆境○」発動
◆検証結果(ダメ押し)◆
1イニング制の場合
・1回ウラ:ツーアウトで「ダメ押し」発動
2イニング制の場合
・2回ウラ:ワンアウトで「ダメ押し」発動
3イニング制の場合
・3回ウラ:ノーアウトで「ダメ押し」発動
4イニング制の場合
・3回ウラ:ツーアウトで「ダメ押し」発動
5イニング制の場合
・4回ウラ:ワンアウトで「ダメ押し」発動
6イニング制の場合
・5回ウラ:ノーアウトで「ダメ押し」発動
7イニング制の場合
・5回ウラ:ツーアウトで「ダメ押し」発動
8イニング制の場合
・6回ウラ:ワンアウトで「ダメ押し」発動
◆結果まとめ◆
上記の検証結果をまとめると下表のとおりとなります。
◆発動タイミングの法則◆
検証結果より、9イニング制以外の場合における発動イニングが定められている各特殊能力の発動タイミングは以下によって求められると考えられます。ここでは「意外性」を例とします。
通常、野球は9イニング制で試合中に27個のアウトを取るスポーツです。
また、意外性は通常5回以降に発動します。言い換えれば27分の12(=9分の4)のアウトを取ったあとから発動すると言えます。
そして検証結果より意外性は3イニング制の場合2回ワンアウト以降に発動しました。言い換えれば9分の4のアウトを取ったあとから発動したと言えます。このように、試合全体のイニング数が変わっても「9分の4のアウトを取ったあとから発動する」という点は変わりません。したがって「試合全体の何分の何が終わったら発動するのか」と考えれば、イニング制別の発動タイミングを覚えておかなくても簡単な計算で求めることができます。
[補足]
3イニング制の場合は計算が合いましたが、他のイニング制の場合はそうもいきません。例えば6イニング制の場合、意外性は3回ワンアウト以降、すなわち18分の8(=9分の4.5)のアウトを取ったあとから発動しました。野球のアウトカウントに「0.5」という概念はありませんので分子が小数点となると戸惑うかもしれませんが、そもそも意外性は「5回以降(=試合全体の9分の4のアウトを取った次のアウトカウントから)発動」という条件です。つまり、6イニング制においては、9分の4以下の数値である「18分の7(=9分の3.5)」となる3回ワンアウトではなく、9分の4より大きい数値である「18分の8(=9分の4.5)」となる3回ツーアウトから意外性が発動するということです。計算の中で小数が出てきた時はこうして発動タイミングを求めると良いと思います。
以上、9イニング制以外の場合における「いぶし銀」「決勝打」「意外性」「ダメ押し」「逆境○」の発動タイミングをご紹介しました。
パワプロは新たな作品が発売される度に特殊能力が増えており、今後発動イニングが定められた新たな特殊能力が登場することもあると思います。そんな時は本記事でご紹介した内容をもとに各イニング制ごとの発動タイミングを推測し、対戦やチャンピオンシップ等をプレイする活かしていただければ幸いです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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