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好きな芸人を見るため人生初の大阪旅行をした時の話

急に春になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?今回は、とうとう好きな芸人を見るために単独で大阪旅行に行ってきた話の備忘録を書き残しておこうと思います。少し長いかもしれませんが、お付き合い下さい。

大阪に行きたかった理由

自分が大阪に行きたかった理由はただ1つ、「好きな芸人を生で見たかったから」です。

自分は群馬生まれ群馬育ちの生粋のグンマー人なのですが、とある関西の芸人さん達のファンになったことをきっかけに、大阪の難波にあるよしもと漫才劇場の芸人さんたちの大ファンになりました。きっかけとなった芸人さん達は今でこそ東京へと進出してしまいましたが(まあこちらから見ると来てくれた側ではあるのですが)、それでも毎月欠かさずライブ配信を買って見るほど大好きです。

そんな中でも、特に最近は若手芸人の事が大好きになりました。よしもと漫才劇場は芸歴8年目以上の芸人が極(きわみ)、芸歴7年目以下の芸人が翔(かける)と分けられているのですが、ここ半年くらいで翔のメンバーの芸人さん達の事が物凄く大好きになりました。ここは話すと長くなるので後は過去の記事を見てください…

若手の芸人さんで好きな方はたくさんいるのですが、その中でも特に「オニイチャン」というコンビが大好きで、今回の大阪旅行の1番の目的が「オニイチャンを生で見ること」でした。

好きなところを説明しようとすると本当に長くなるのですが、「なにがなんでもどうしても生でネタを見たい!」と思えるほどネタがものすごく面白いところが一番の魅力です。
YouTubeでもいくつかネタが上がっているので、ぜひとも見ていただきたいです。

今回は、そんな自分の"推し"を見に行く旅の記録です。

大阪に着くまで

まず駅まで車で移動し(群馬の田舎にJRの最寄り駅などないため)、計2時間くらいかけて群馬から東京駅まで移動した。それなりにデカいキャリーケースを持ち通勤中の方々に混じって移動するのはとても大変だった。

東京駅に着いてから思いっきり色んなものを食べようと思っていたのだが、早起きしすぎて全くもって腹が減っておらず、改札内にあるスタバでキャラメルマキアートを買って時間を潰した。

そして、人生初の新幹線に乗った。
最初は色んな景色が見れてすごく楽しかったが、途中から速すぎて怖かった。

前にテレビか何かで、中川家の剛さんが「時速何百キロの中で飲食する人の気が知れない」といったような話をしていたのだが、その気持ちがすごくよくわかるくらい速すぎた。食欲ももちろんなかった。

富士山があるよ〜とアナウンスが流れた時の富士山。それまで富士山の見たことない角度を撮ってしまっていた。

あと、個人的に関西の地理を全く知らなかったため、名古屋の次が京都駅だったことにめちゃくちゃ驚いてしまった。地理が弱すぎるかもと心配になったが、多分これを読んでいる関西の方も群馬あたりの地理なんか絶対知らないと思うので、お互い様という事にしてほしい。

そしてとうとう、新大阪に着いた!東京から3時間かかった。

新大阪。駅の中のコンビニの店員さんが関西弁で興奮した。

推しに会いに行く

大阪に着いて、まず仲の良いフォロワーさんと会った。このフォロワーさんがとにかく良い方で、一緒に遊んでくれたし、一緒にライブにも行ってくれた。ありがとう……
行きの電車の中では新喜劇みたいなやり取りがずっと繰り返されており、大阪すぎてめちゃくちゃ面白かった。

まず最初に、昼飯を食べに行った。
このお店は、オニイチャンのお2人がラジオでオススメしてくれたお店だった。

そばがすごく有名なお店なのに、そばをあまり食べたことがないからとエビフライ定食を頼んでしまった


ちなみに劇場では芸人さん本人からライブのチケットを買える機会があるのだが、その際にこのお店のクーポン券をいただけるということになりとても楽しみにしていたらお店がお昼で営業終了とのことだったので、先に食べてから行くことになった次第だった。

他にも、グリコや芸人さんの間で有名な公園にも行った。

グリコ さすがにポーズを決める勇気はなかったし、少ししかいなかったのに人が多すぎて人酔いしてしまった
千日前公園。推しが上京前によくここに居たらしい


そして、とうとうなんばグランド花月と

なんばグランド花月。信じられないくらいお土産が売っていた


よしもと漫才劇場に着いた!!!!!

よしもと漫才劇場。左の筒がエレベーターだなんて
皆が上京してしまうため、これも見納め。
このポスターが生で見られたのが本当にうれしい。
オニイチャンのサイン。下はウーロンパンダ。
9周年。自分が好きになったのは2年前。

そして、ライブ開演時間の数十分前に、とうとう芸人さんからのチケットの販売(手売りと言います)が始まり、自分の大好きなオニイチャンのこんちゃんさんが手売りのスペースに出てきてくれた。

初めての手売りは本当に緊張した。まず最初の1歩を踏み出すのにすごく勇気がいった。同行してくれたフォロワーさんが背中を押してくれたためなんとか参戦できたが、開幕「て、手売りの連絡をしたものです」と緊張丸出しの挨拶をしてしまった。それなのに本当に心優しく対応してくださった。あと、同行してくれたフォロワーさんが動画を撮ってくださった(もちろん許可は取ったよ)ため、度々見返してはあの時の喜びを思い出してニヤニヤしている。

チケットにサインを書いてくださる際も名乗る前に名前を書いてくださり、ラジオのステッカーもなぜかおまけをつけてくれて、あと前述したようにクーポン券をもらう約束をしていたのだが、クーポン券にサインまで書いてくれていた。何もかもが一生の宝物になった。本当に、また行きます。ありがとうございました。

そして念願の初の漫才劇場でのライブ参戦!!
どの組もすごく面白かったのだが、やはりオニイチャンのネタがずば抜けて大好きで、あと個人的に「うただ」と「マーティー」のネタもとてつもなく面白くて大好きだった。

夢だったチケットと写真撮るやつ。手が肉々しすぎる

その後に人酔いが悪化して体調を崩したのですが(田舎者すぎる)、そのまま夕飯も特に食べず森ノ宮の劇場へと向かい、2ステ目を見た。

森ノ宮の劇場付近は大阪城公園があり、ものすごく綺麗だった。大きい公園の中にスタバやパン屋さんがあり、夢にまで見た都会といった感じだった。というか実際ここに来るのが夢だったので本当に嬉しかった。ただ、夜だったせいで全然上手く写真が撮れなかった。

大阪城。スタバも映っている。
2ステ目の相方ありがとう寄席。
3列目で見た。近すぎた。ビスブラが特に近かった

この公演もめちゃくちゃ面白くて、その上すごく感動した。自分はこの公演にいたビスケットブラザーズのおかげで漫才劇場の若手を追いかけるようになり、配信もたくさん買うようになったため、本当に夢のような時間だった。大好きなビスケットブラザーズも大好きなオニイチャンも見れて、幸せな一日だった。

ただ、体調は悪化する一方だった。恐らく人酔いと移動の疲れとホルモンバランス云々が合わさりとんでもない事になっていたのだろう。ホテルに帰るや否やベッドに寝そべり、手売りの時にもらったチケットやグッズを眺めながら、帰りの新幹線の予定を変更して、次の日の昼間のうちに帰ることになった。とても悔しかったが、また来れば良い話なのでそんなに重く考えないことにした。

次の日の朝、テレビをつけたら関西ローカルの番組が放送されていてめちゃくちゃ感動した。せやねんなんて存在は知っていても見たことがなかった。雅さんってこんなに喋るのか〜と思いながら支度をし、なんば駅から新大阪に行き、そのまま新幹線で東京、そして地元に帰ったのであった。

感想

大阪に1人で乗り込んでみて、とにかく楽しすぎた。ずっと大阪でワイワイ遊んでいたいと思うほどだった。いい人にしか出会わなかった。第二の故郷にしたいくらい大好きな街だった。

そして、配信でしか見た事がなかった劇場に実際に行きライブを見れたことが本当に嬉しかった。手売りの際も、手売りが初めての自分にも本当に丁寧に対応してくださり、幸せな気持ちで見に行く事ができた。あと、どこから来たか聞かれた際に群馬だと言ったら、めちゃくちゃビックリされてしまった。遠すぎたからなのかいまいちどこにあるかわからなすぎたのかわからないが、少し面白かった。

とにかく最高の経験だった!近いうちにまた行きたいと思う。ただもう社会人になってしまったためにあと3ヶ月は確定で有給が取れないので、行くとしてもだいぶ先にはなってしまうと思う。それでもまた行きたいと思えるような素晴らしい経験をたくさんさせてもらった。ありがとう大阪。

あとなんだかんだ東京駅に行ったのも初めてだったので、今度行った時は東京駅の写真も撮りたい。

関東に帰ってきた時の写真
大阪に行けますようにとの思いを込めて買った達磨。
達成したので、片目を埋めて完成させた。

最後に言うことでは無いと思うが1つ言わせてほしいのが、地方勢で尚且つ電車や新幹線移動しかできない方なら分かってくれると思うが、本当に移動時間だけはマジで何もかも苦痛だった(片道6時間くらい拘束されるため)。

自分が今度大阪に行ける時までにリニアモーターカーが開通して1時間くらいで大阪まで行けるようになることを祈っています。それか、空港を作ってほしい。

おわり

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