謙虚に人の世話になりなさい

この言葉がずっと残っています。
この言葉は生前の樹木希林さんが松坂桃李さんへ送った言葉です。
2012年に公開された「ツナグ」という映画があります。(見たことはないですごめんなさい)
松坂桃李さんは初めての主演ということでかなり緊張されていたそう。
セリフが全く出てこなく監督からも怒られたりと初日からズタボロだったそうです。
そんな状態で翌日、樹木希林さんの方から「私ね、せりふ覚え悪いから、一緒に付き合ってくれる?」とお誘いを受けた。
そんな樹木希林さんの声かけをきっかけにリラックスした状態で現場に入ることができたそうです。
そして撮了する際にある言葉を送ってくれたという。
それが「謙虚に人の世話になりなさい」です。
私は正直にいうと偉人の名言とか綺麗事みたいなこと?に興味はありません。もちろん刺さるものもありましたけど記憶には残ってないのがほとんどですかね、、、
ちなみに私が所属している会社で残っている言葉は「失敗した人を絶対に咎めない」です。ルールを守った場合の失敗に限りますがね。最初に参加した経営方針発表会からずっと記憶に刻まれてます。

まぁそんな僕ですが樹木希林さんのこの言葉がなーぜか記憶に残るんですよね。
ちなみに松坂桃李さんはこの言葉を「一人じゃどうにもできない仕事だし、いろんな人が裏で動いたり関わって、ようやく一つの作品を届けることができる。ちゃんと支えてもらいながら、感謝を忘れずに世話になっていくということ」と述懐した。とありましたが、私は2つの意味で捉えていました。

「謙虚に人の世話になりなさい」=「謙虚に人の世話をしなさい」
です。まぁ世話になりなさいですから意味的には松坂桃李さんの捉え方で100%合ってるのかもしれないですけ。けど捉え方は自由ですからあ!
でもでもでもですよ。
上記にある「私ね、せりふ覚え悪いから、一緒に付き合ってくれる?」という言葉がけ。これって謙虚に他人の世話をしていますよね。
偉そうに「一緒に練習してやろうか?」や「もっと真面目にせりふを覚えてきなさい」と説教するわけでもなく明らかに低姿勢で相手を萎縮させない関わり方をしていますよね。本当に尊敬します。
厳しさも時には必要ですがね!甘い世の中になってもそれはそれでヤバそうなので。優しくされても自分には厳しく!!!
このくだりがあったのでそういう捉え方をしたのですが実際はどういう意味で伝えたのか、、、気になる、、、。まぁどちらの意味でもとても素敵ですよね。謙虚って僕にとってはとても大事なことなんです。過度に謙虚すぎると時に相手を苛立ててしまいますがね。バランスは大事です。

私に送られて言葉ではないし捉え方も間違ってるかもしれませんが別に違ってても関係ないです。私は樹木希林さんの残した言葉を大切に今後の人生を歩んでいきます。

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