読書ノートの書き方
ボクの #読書ノート の書き方は自由闊達を旨としているのですけど、何点かは約束事を定めています。ここで簡単にまとめておきます。
なんという本についてか
当たり前ですけど読書ノートは、スタート地点として「読んだ本」があります。ですからなんという本だったかについての情報を必ず記載します。これは後日「本を探せるようにする」だけでなく「本を書いた人のほかの本を探せるようにする」ためでもあります。
□ 本の奥付を開いて正しい情報を確認する
□ 『書名』(著者/監修者/訳者、出版社、出版年月)を記入する
近年はネットや書籍通販サイトなどの発達で、断片的な情報からでも簡単に本を探し当てることができるようになりました。昔の読書ノートでは他に「判型」「(あれば)ISBN」もメモしてましたが、ネット検索では「正しい書名」さえあれば本を探すことは難しくありません。
「本のタイトルや著者名は、表紙や背表紙を見れば良いじゃないか」というご意見もあるとは思いますが、表紙や背表紙は文字サイズを変えたりあれこれ修飾したりといった「見た目を印象的にする工夫」が凝らされています。図書館や書店での検索には(今の技術水準では)奥付の文字情報を使用されてることもあって、奥付の情報でメモしましょう。あと、奥付の書名を踏まえて表紙のタイトルを見直すと、本を作った人がなにを強調したかったかなどが仄かに見えて面白かったりもします。
書名は二重鍵カッコ(『』)で括ります。
著者名等と出版年月を記載するのは「本を書いた人のほかの本を探せるようにする」ためです。出版年月も記入するのは、これがあれば、「その本を書いた人が本を書いた後に考えたこと」が書かれた本にアタリが付けられるからです。
本のジャンル/ラベル
読書ノートには「その本はどんなキーワードをもっているか」「何に関心があってその本を手に取ったか」を基にラベルを付けます。このとき、本の評価というか、自分にとっての満足度については考えないで書きます。
本の評価
書きません。ページ数から察します。