低スペックスマホの使い倒し術(1)
低スペックスマホを文房具のように使い倒そう、ということでandroid4.2の端末を入手しまして、サブ端末として仕立て上げるべく、さっそく色々と弄ります。尚、SIMは挿さずWifi環境で設定しています。
サブ端末用のGoogleアカウントを作る
まずは「メイン端末」側でGoogleアカウントを作り、Gmail等の連携をします。このアカウントは主にサブ端末側で使うわけですが、メイン端末からも触れないと緊急時の対応ができませんので、メイン端末で設定をしておきます。
サブ端末専用のアカウントを作るのは、サブ端末が紛失破損盗難などで利用不能になっても困らないように(切り捨てられるように)するための措置です。今回の運用ではメイン端末で使うアカウントはサブ端末側からは一切触らないようにします。
アプリの無効化
新しい低スペックスマホを入手して最初にやることは、無用なアプリの「アンインストール」とアンインストールできないけど無用なアプリの「無効化」です。ざっくり言うと、ほとんどのアプリは無効化するつもりで行きましょう。
機種によってはメーカーの親切心から山のようにアプリを処分しなければいけないわけですが、今回の機種(CP-D403)は思ったよりも初期アプリは多くありませんでした。どちらにしても512MBのメモリでは多くは望めませんし、メーカー側も起動しなくなるほどは盛れませんからね。細かくどのアプリを無効化したかを書いても別機種では役に立ちませんから、Google系のアプリで無効化したものを書いておきます。
□ Google系で無効化したもの(1):Chrome,Map,Google+,Google検索,Googleドライブ
□ Google系で無効化したもの(2):Google play ブックス/ミュージック/ゲーム
Bluetooth連携とBluetoothテザリング
今回のサブ端末は「自宅ではWifi接続」「自宅以外で通信をする場合はメイン端末でBluetoothテザリング接続」という方針をとります。いまやWifi接続はありふれたものなので省略して、Bluetoothテザリングについては少しだけ説明をしておきます。
Bluetoothテザリング接続は「ネットと接続する親機に子機がBluetooth接続でぶら下がって通信する」もので、「通信速度は親機に輪をかけて遅い」し「親機と子機が離れると切断して、近づくと再接続する」けれど、「親機/子機の電力消費はとても少ない」という特徴を持ちます。
サブ端末は低スペックゆえに通信速度を要求されるような難しい仕事は割り振られない予定なので、Bluetooth接続で用はおおよそ足ります。
詳しいBluetoothテザリング接続のやり方はその筋の方々に道を譲るとして(もしリクエストいただければ書きますが)、ざっくりとした方法を書くと以下の通り。
□ メイン端末とサブ端末をBluetooth登録(初回のみ)
□ メイン端末とサブ端末でBluetooth機能有効化(毎回)
□ サブ端末側でBluetooth機能画面でメイン端末を「インターネット接続に利用」(毎回)
このうち二つ目はOSがON/OFFボタンを提供してくれたりしてるので楽なんですけど、三つ目が正直なところ、すごく面倒です(でした)。なので、今はちょっとしたアプリの活用で簡素化してます……そこらへんは次回にでも。