2024年に置いていきたい話

暴露話ではありません。
そんな話をしても、誰も幸せにならないので……。

今回は、2024年に置いていきたい『学びのある話』をしようと思います。
これは誰かを批判するためではなく、ちょっとした考えるきっかけになれば嬉しいです。

「モテるからいいよなぁ」とかいう嫉妬

「モテるからいいよね」と言われることがあります。
たとえば、178cmの身長、整った顔立ち、イケボ、頭の良さ、器用さ、作曲、品行方正な紳士。

そんな部分を切り取って、
「モテるから羨ましいなぁ」
と言われます。
でもね、これらがあっても、何でも簡単に手に入るわけじゃないんですよ。

正直、自分ではただのしょぼくれた中年だと思ってます。
彼らから見たあきむーは、何でもできる完璧な人に見えるらしいです。
ちなみに言っておくと、全然モテません。

今年、何度か占いをしてもらったんですけど、毎回、恋愛の話になりました。
どの人の占いにも、女性のカードが出て恋愛を示していたからです。

『3ヶ月くらいは恋人できないみたい。でもすでに知り合ってる人間関係から恋愛に発展するかもしれない』

占いの結果は、こんな感じでした。
現状、恋人もいなければ嫁もいません。
もう10年以上、お一人様をやらせてもらっています。

ところで、モテるってなんでしょうか?

リスナーの思いを踏みにじる発言

僕はTwitchで配信活動をしています。
ありがたいことに、多くの人が応援してくれるようになりました。
そこでも嫉妬が絡んでくることがあるんです。

「あきむーさんモテモテで、配信には女の子いっぱいでさーw」
って小学生みたいな推理を語られます。
どうだ、これが証拠だーって言わんばかりの論調です。

でもね、どこの配信でも、リスナーの過半数を占めるのは異性なんです。
異性が多いことを証拠にするのは暴論です。

配信を見てくれる人は、それぞれ理由があって来てくれています。
結婚してる方や、ただ楽しい時間を過ごしたいだけの方もいます。
だから『リスナーは全員あきむーに恋してる』みたいな言い方をされると、すごく嫌な気持ちになります。
これって僕にも、リスナーにも失礼じゃないでしょうか。

・あきむーは生まれ持ったルックスと声と才能のおかげでリスナーがいる
・リスナーはあきむーに対して下心を持ってるから見ている
・モテるっていいなぁ

失礼な理由の論理展開

このような論理展開なのです。

『あきむーは努力しないで楽できていいなぁ、俺もイケメンでイケボで高身長だったら女リスナーが増えて、つまみ食いし放題だったのになぁ、リスナー全員口説けるあきむーが羨ましいなぁ』
発言から、こんな嫉妬心が透けて見えるんです。

僕は、女性といかがわしいことをしたくて配信してるわけじゃありません。
配信することの先に、自分のやりたいことがあるから配信しています。

自分から会おうと提案することもないですし、リスナーにDMを送って過剰につながろうとも思いません。

なるべく健全に、配信をフィクションとして、つらい現実に少しの癒やしを提供できるように頑張っています。

リスナーも、その努力を知っているので挨拶にきてくれたり、応援してくれたりしています。

もし嫉妬発言をする人がモテないんだとしたら、その原因は見た目や才能じゃないと思います。
想像力に欠ける発言をするからモテないんです。

モテる男性は、モテないことをしない

僕は、若い頃にホストクラブで働いていました。
先輩たちからは、『少しでも美しく見えるように振る舞え』と教わりました。

どんなにカッコ悪かろうが、芋っぽかろうが、モテないとやっていけない仕事です。
食っていくために、モテなくてはなりませんでした。
だから当時は、モテるためにできることは何でもやりました。

さらに先輩たちは、こうも言いました。
「モテない奴は、モテないことをするからモテない」

先輩たちは、口々に言葉を続けました。

モテない行動や発言をするからモテない。
行動や話題や言葉をちゃんと選んでいないからモテない。
ちゃんとした服を着ていないからモテない。
ちゃんと髪の毛をセットしていないからモテない。
流行りのお笑いや話題をチェックしていないからモテない。
相手を気遣うこともできないからモテない。

これは、努力すればモテるということでした。

言葉の裏側を考える力

その言葉を伝えて、相手がどう思うかを考える力は大切です。
不足していると、相手に不快感を与えます。
大人になって、言葉の裏側を修正できないと痛い目に遭います。

『今日”は”かわいいね問題』とでも言いましょうか。
たった1文字のミスですが、致命的な失言です。
こういった失言をしてしまえば、相手に怒りが芽生えます。

『じゃあ、いつもはかわいくないの?』
こんな感じで、相手に最悪な印象を与えます。

失言が多い人は、よく考えずに発言します。
経験上、泥酔する人は本当によく失言します。
パッと思いついた言葉が口から出て、失言になってしまうのです。

思っているネガティブなことが言葉の隅に出てしまうことで、相手は嫌な感情を抱きます。
誰でも、嫌なことを聞きたくないので離れていきます。

コミュニケーションを令和にアップデート

モテるでしょー?
え? モテない?
またまた謙遜してw
いやいや、こないだ女の子と歩いてるの見たんですよ
えぇ? 彼女じゃない?
ほんとかなぁ?w
毎回別の女の子連れてるんじゃないですか?w
羨ましいなぁ、このこのぉww

むかしの日本人男性のやりとり例

こんなやりとりでコミュニケーションを取るのは昭和の話です。
2つ元号が進んで、いま令和です。
失言ひとつで致命的な炎上が発生します。

相手が男性であっても、好意を伝えていても、失礼なもんは失礼です。
古いコミュニケーション手法を使えば、相応に悪いことが起こります。

会話や話題には、アップデートが必要です。
日本語は不思議な言語で、新しい言葉が毎年生まれます。
変な略語もあります。
そうした変化についていくためのリサーチと学習が常に必要です。

本日のおさらい

・「モテるからいいよなぁ」と言うのは失言
・モテるって褒めているつもりでも、相手と周りの人に失礼
・そもそも失言が多いからモテない
・コミュニケーションを最新版にすること

2024年に置いていきたいこと

読んでくださってありがとうございました。
今日は、言葉の隅にある失言についての話をしました。
みなさんの暮らしの参考に使っていただけたら幸いです。

noteでの発信は、たまに更新するくらいになってますが、今後も継続していきたいと思っています。
フォローしていただいたり、見ていただいた形跡を辿ってありがたい思いでいます。

それではみなさん、良いお年を!


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あきむー
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