「家飾りマム」への挑戦 vol.5
「アルデンテ」と「アルシンド」の違いが分からないJAうごの佐藤です。
ええ。
そんな、羽後町です。
さて、今回は…「コロナ禍で生まれた花のチャレンジシリーズ第5弾」についてお伝えいたします。
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▼ 「家飾りマム」への挑戦 vol.5
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2020年の花業界は、コロナ禍で業務需要が減少する中、新たにホームユース需要が伸びます。
この需要に産地の課題を掛け合わせて、新たなビジネスチャンスへ繋げよう!と、チャレンジする事になった企画。
それが【「家飾りマム」への挑戦】であります。
マムとは一般的に、スプレー咲きに咲く「菊」の事。(色んな種類があるよ♪)
太くて長いじゃない、短くて細いマムをあえて作って、ホームユース向け需要へ結び付けたい。
まさに、コロナ禍によるパラダイムシフト。
ギフトじゃなく、業務用じゃなく、「見る需要」へ繋げたい。
花のマッチングビジネスへ歩み出します。
産地(農家とJAと県)と市場(東日本板橋花き)と販売店(花屋)がチームとなり挑戦が始まりました。
それは、2020年の秋でした。
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▼ 収穫後、直ぐにJA予冷庫で貯蔵
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7月下旬から収穫が始まった家飾りマム。
品種は、ポンポン系の白と黄と緑の3色にしました。
さてさて、お花は気温が高くなると日持ちが悪くなるのが、一般的です。
菊は暑さに強い方ですが、冷やす方が老化を抑え、一日でも長く日持ちさせる事に繋がります。
そこで、JAうごでは「1℃設定の予冷庫で切花を冷やす」処理をしているんです。
老化の原因と1つであります、エチレンを抑制させる為に、「エチレン除去装置」を設置している予冷庫で対応します。
あまりの寒さに、僕は夏でも予冷庫に入る時は、防寒着を着込んで、頭がイカれるとたまに「シェー」をしています。
この処理で、花を仮死状態に出来ますので、一定期間(品目によって違うよ)冷蔵貯蔵する事が可能です。
結果として、必要な時に必要な量を送る事が出来ます。
ええ。
一週間程度なら全く問題在りませんよ。
常温保管、常温輸送した花と比較すると、一目瞭然でーす。
今回は、調整不要なスケジュールで出荷しましたが、将来的にはお客様のご要望に対応していきたいと考えております。
シェーな現場からお伝えしましたー。
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