「家飾りマム」への挑戦 vol.4
「高校」と手書きをすると「高橋」と書いてしまうJAうごの佐藤です。
ええ。
そんな、羽後町です。
さて、今回は…「コロナ禍で生まれた花のチャレンジシリーズ第4弾」についてお伝えいたします。
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▼ 「家飾りマム」への挑戦 vol.4
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2020年の花業界は、コロナ禍で業務需要が減少する中、新たにホームユース需要が伸びます。
この需要に産地の課題を掛け合わせて、新たなビジネスチャンスへ繋げよう!と、チャレンジする事になった企画。
それが【「家飾りマム」への挑戦】であります。
マムとは一般的に、スプレー咲きに咲く「菊」の事。(色んな種類があるよ♪)
太くて長いじゃない、短くて細いマムをあえて作って、ホームユース向け需要へ結び付けたい。
まさに、コロナ禍によるパラダイムシフト。
ギフトじゃなく、業務用じゃなく、「見る需要」へ繋げたい。
花のマッチングビジネスへ歩み出します。
産地(農家とJAと県)と市場(東日本板橋花き)と販売店(花屋)がチームとなり挑戦が始まりました。
それは、2020年の秋でした。
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▼ 7月15日から収穫開始と脱葉の長さ
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丈が伸び過ぎたのは、計算外でしたが、開花時期は計算通り。
「ポンポン系」と呼ばれる、可愛く丸く咲くスプレーマム(菊)を、あえて細く短く作り、ホームユース向けにしたのが…「家飾りマム」であります。
この名前を付けたのは、('0')/ハイ!僕です。
消費者の方が、名前を見て直ぐに用途が分かるように、「家飾り」をチョイスしました。
ちなみに、もっとイカした商品名があったら変更する気持ち満々ですけどね。
さて、長さは70センチ以上ゆっくりある為に、「短く切るのは、何センチで出荷しようかな?」となります。
市場(東日本板橋花き)の担当(柳瀬さん)と、協議しまして、今回の挑戦は「65センチ」と決めました。
そして、もう1つ大きなポイントがあります。
それは、下葉を落とす「脱葉の長さ」です。
レギュラー品の80センチでは、20センチから25センチ程度に「脱葉」します。
しかし、「家飾りマム」は、花屋さんの作業効率を上げ、ゴミを少なくする為に「30cm脱葉する」事に、柳瀬さんと協議して決めました。
写真をご覧いただければ分かりますが、全体のバランスが大きく異なります。
菊の「約半分の葉がない」姿にチェンジしたんです。
これは、用途が「家飾り」である大きなポイントなんすよ。
さてさて、こうして「家飾りマム」は、2021年の7月中旬に収穫され、JAうごへ出荷される事になるのでした( ˊᵕˋ )
次回は、「JAうごの超低温!温度管理で日持ちと出荷時期をコントロール」についてお伝えいたします。
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