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這い上がる皇帝~ブラックきゅうり高橋幸基物語vol.9~

ジャビットとつば九郎がファミスタやってる夢を見たJAうごの佐藤です。

ナムコスターズとレイルウェイズ使ってました。

ええ。

そんな、羽後町です。

さて、今回は「来ました!追跡ドキュメントシリーズ第9弾」についてお伝えします。

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▼ 這い上がる皇帝~ブラックきゅうり高橋幸基物語vol.9~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大雪被害に見舞われた羽後町から、復興ドキュメント企画の第9弾となります。

空前の農業被害(大雪被害)に見舞われた2021年。

農業用ハウス被害は、約500棟。
被害額は、約5億円。

14000人の町に、激震が走りました。

高齢化の波に、大きな「天災」の第二波が押し寄せました。

その波に立ち向かい、そして波の後に愕然と膝を落とした人は数しれません。

その中に一人この人がいました。

高橋幸基さん(65歳)、きゅうり農家さんです。

大雪被害で、ハウス7棟の被害にあいました。
同じく膝を落とした…はずです。

ところが、落とした膝を奥さんと、手を取りあって、再び立ち上がり「古傷の腰痛に耐えながら、なんと1棟増やし8棟ハウス建てる」事にしました。

その心意気に感動したJAうごの佐藤が「現場の雪害復興を発信して応援しよう」となり、今回のドキュメント企画が動き出しました。

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▼ 5/6定植きゅうりの葉欠き進む
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前回、遂にきゅうりを初定植し、雪害復興へ確実に進んでいた高橋さん。

ハウス内へトンネルを作り、きゅうりを大事に育てています。

この日は水を与えていまして、マルチから水が滲んでいるのが、ハッキリと確認出来ました。

ツルもテープ止めしてました。

ツルが伸びてくると、節々から新たな芽が出てきます。

しかし、その新芽を欠きます。

#取っちゃう

この時既に、3節まで欠いていました。
この後、4-6節まで欠いていきます。
そして、7節まで欠いたら8節から伸ばします。(高橋さんはそうしてるって)

大体、地上から30センチの所から新芽を伸ばします。

その理由は…

欠く事で、下を涼しくして、風通しを良くします。

早く収穫する事よりも、病気予防、収量確保にウエイトを置くんですね。

収穫期間も長いので、トータルで考えていくんです。
長く沢山高品質のきゅうりを取るように。

地面に近いと、下に伸びて地面に着いちゃい形が悪くなるのもあるんです。

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▼ ハウス部材到着、組立開始へ
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いよいよ、数台のトラックがハウス部材を下ろして行きました。

ハウス組み立て屋さんも来て、8棟の建設に入りました。

地面に穴を掘って、長さを調節して組み立てます。

「この場所は、石が多くて大変なんだよ」と、こぼす高橋さん。

さてさて、組立完了は5月末らしいですが、どうなるのかな?

来週へ続きます( ー̀дー́)و

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