花のセミナー開催 in 湯沢
桃太郎が、桃から生まれた理由を深掘りしてみたいJAうごの佐藤です。
スルー出来ない問題です。
#今頃かい
ええ。
そんな、羽後町です。
さて、今回は…「緊張したけど、めっちゃ楽しかったね!」と、自分が女子高生だったら話しちゃう記事になります。
#長文なんで時間ある時に読んでね
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▼ 花のセミナー開催 in 湯沢文化会館
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時は、2020年11月25日。
僕の記憶に、間違いなく残る、大きな出来事でした。
まずは、このセミナー(次世代国産花き産業確立推進事業)開催に際して、ご尽力いただきました、樋口さんと、石井先生と山田先生(雄勝地域振興局)と児玉先生(平鹿地域振興局)に、感謝とお礼を申し上げます。
樋口さんから最初にお声かけいただいた時はビックリしました。
4人の「日本花き業界のインフルエンサー」の皆さんが、秋田県のこの地に集結するなんて、通常ありえません。
・樋口さん(東日本板橋花き 取締役副社長、国産花き日持ち性向上推進協議会会長)
・松島さん(MPSジャパン 取締役社長)
・海下さん(クリザールジャパン副社長、協議会検討委員)
・宮西さん(インパック国際花き分析センター長、協議会検討委員)
コロナ禍でのセミナー開催ですので、用意周到な準備が必要になりました。
感染防止対策は、秋田県雄勝地域振興局 農林部の方々が、徹底的に行ってくれました。
湯沢文化会館の中ホールに、距離を置いて普段の半分以下の人数で座ってもらう。
入口で検温と殺菌をして入場してもらう。
検温した方には「検温済シール」を渡して、周囲の方にも一目で安心してもらえるようにしました。
講師の方々は、常に大ホールの舞台の上に居て、参加者と距離を保つ。
高い大きな舞台で、しかも客席の前の方は空席。
振興局(普及員)の先生方には、総出で走り回ってもらいました。
テーマは「産地予冷とコロナをキーとした産地戦略」。
JAうご、JAこまち、JA秋田ふるさと、秋田県、全農あきた、約80名の方々にお集まり頂きました。
約3時間近くの講演、パネルディスカッションを真剣に聞いていただきました。
恐縮ながら、僕は、予冷庫を活用した産地事例を発表しました。
実は、JAうごは2019年より「日本初!全ての花を予冷する産地」として、日持ちの差別化販売を実践しています。
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▼ 「日本初」がポイント
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カッコよさそうですが、他に事例がないので、全て手探りで、仮説と検証の繰り返しでした。
講師の先生方から情報をいただき、それを現場で一つ一つ実践していました。
データが積み上がっていくにつれ、マニュアルが出来上がっていきます。
観察 → 考察 → 洞察
今思うと、こんな思考になったのは、2日前輸送に切り替わり、ストックの品質が大きく低下して、「このままでは、うごのストックが産地から消えてしまう!」という危機感からでした。
あの時は絶体絶命で、農家の皆さんと心の底から悔しい思いをしました。
ストックの「温度と時間と水」を徹底的に調べました。
現在は、「日持ちするストック」として、差別化販売をしています。
#最近暴落してんじゃないよ
#相場のタイミング悪過ぎ
必ず高く売るのは難しいですが、安くなるリスクを回避する事は出来ます。
それによって、平均単価を上昇させ、農家所得の向上を目指します。
今後は、予冷や日持ちに関わるコストバランスを保つ事ですね。
この秋田から、日本の花を変えていければ嬉しいし、それが出来れば最高に楽しいです。
予冷庫で、今日も防寒着を着る佐藤がお届けいたしました。
#秋田
#羽後町
#JAうご
#花は予冷すると日持ちする
#世界の冷蔵貯蔵温度は0 .5度から1度なの
#冷やし過ぎで花が痛むのは間違い
#熱帯の花は冷やしちゃダメ
#スケール大きくなり過ぎてビビるスタッフ達