這い上がる皇帝~ブラックきゅうり高橋幸基物語vol.7~
春にオナラをしてしまった時、お尻の花粉症ですと言っているJAうごの佐藤です。
もう目は痒くないっす、ないっす。
ええ。
そんな、羽後町です。
さて、今回は「出た!毎週水曜日は追跡ドキュメントの日!GWでも無関係!」についてお伝えします_(_^_)_
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▼ 這い上がる皇帝~ブラックきゅうり高橋幸基物語vol.7~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大雪被害に見舞われた羽後町から、復興ドキュメント企画の第7弾となります。
空前の農業被害(大雪被害)に見舞われた2021年。
農業用ハウス被害は、約500棟。
被害額は、約4億7千万円。
14000人の町に、激震が走りました。
高齢化の波に、大きな「天災」の第二波が押し寄せました。
その波に立ち向かい、そして波の後に愕然と膝を落とした人は数しれません。
その中に一人この人がいました。
高橋幸基さん(65歳)、きゅうり農家さんです。
大雪被害で、ハウス7棟の被害にあいました。
同じく膝を落とした…はずです。
ところが、落とした膝を奥さんと、手を取りあって、再び立ち上がり「古傷の腰痛に耐えながら、なんと1棟増やし8棟ハウス建てる」事にしました。
その心意気に感動したJAうごの佐藤が「現場の雪害復興を発信して応援しよう」となり、今回のドキュメント企画が動き出しました。
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▼ 5/6の「きゅうり初植え」最終準備━━━━━━━━━━━━━━━━━━
風が強く雲は真っ暗。
春の天気は気まぐれですので、高橋さんはこう言ってました。
「こういう空は【ひょう】が降る」
春に真っ暗になり、風が急に強くなる時、ひょうが降る。
確かに、ここ数年最近の5月過ぎ頃には、ひょうが降り作物の被害が出ています。
過去の経験を生かし、その時々に対応する柔軟な能力を身に付けていた一言は重かったです。
「さすが」でした。
5/6にきゅうりを定植するハウス3棟には、トンネルが作られていました。
加えて、マルチに穴を開けて水を与えていました。
地温を上げながら、水を含ませるという、一手を行っていました。
通常はこうです。
水を与える→地温が下がる→作物植える→風邪を引く(作物弱まる)→初期生育が悪い
しかし!この辺りが【皇帝】の凄みです。
「乾かさないで、地温を上げる」
さぁ、次回は遂に!いよいよ!雪害を乗り越えてハウスへきゅうりが植えられます。
乞うご期待( ˊᵕˋ )
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