しつけはなぜ必要なの？？

結論から話すと
しつけは飼い主の為であり、ワンちゃんたちの為でですね！！！

日本では、しつけを主に飼い主のために行うことが多いです
もちろんそれが間違っているわけではないですがそれだけではないと言うお話です。

まず、なぜ飼い主のためになるのかを３つ挙げていきます。
・飼い主がお世話に使う時間を減らせる。
・飼い主の不安を減らすことができる。
・自分が扱いやすくなり、攻撃を受けない状態にできる。

【飼い主がお世話に使う時間を減らせる。】
簡単なことですがワンちゃんは、しつけをしなければ基本何もできません。
それどころか、間違ったことなどを覚えて大変になることさえあります。
それすなわち「OOOであってほしいな」と思っていても勝手にそうはならないということです。
では、しつけをできてないワンちゃんがいるとします。
家のどこでも「排泄」をしてしまします。そのようなワンちゃんは多くいることでしょう。
その場合時間を決めて散歩してトイレをさせているご家庭も多くあるでしょう。
それをしっかり決められたトイレで、できるようになるだけでどれだけ楽に暮らせることでしょうか？
まずは、「ワンちゃんに合わせた生活リズムにしなくて済むこと」
「ペットシーツを変えるだけで終わる排泄の処理」
それだけで大変さが一気に変わりますよね。
その分楽しくワンちゃんを遊ぶ時間に使うことができますよね。

２つ目の【飼い主の不安を減らす】
しつけができていないと、外出時などでも「なにか悪さしていないかな」「誤飲とか怪我としていないかな」など無駄に不安を大きくする結果になります。
人間は不思議なことですが見えない不安のほうがストレスになるんですよね。
人間関係でもそうですが　「あの人はもしかしたら私のことが嫌いなのではないか」などの見えない悩みが本当に鬱に繋がったりします。
私が過去対応してきた方たちでも最も多かったと思います。
物理的なことには意外と耐えることはできるけど、精神的なものはキツイですからね！！！

３つ目の【自分が扱いやすくなり、攻撃を受けない状態にできる】
単純なことですが攻撃されたらつらいです。
自分の愛犬が恐くて触れないなどの人もいました、それは幸せではないですよね？
ちなみにどちらにもそうですよね！ワンちゃんが噛むということはそれくらい相手を嫌がっている、または軽視している状態です。
それはどちらにも不幸な話です。
早急に改善させましょう。
そうすると人間が怒ったり傷ついたりすることもなくなります。
それが幸せにつながるのではないでしょうか？

そして。。。
ここからがお待ちかねの、ワンちゃんの為にの項目に入ります。
・ワンちゃんのストレス性
・ワンちゃんの未来の幸せ
・自分たちに何かあった時のその子を守る

上記３点が特にワンちゃんの為になる項目になりますね。

１つ目「ワンちゃんのストレス性」
ワンちゃんはどのようなポイントでストレスを感じるのでしょうか？
人間の生み出した言葉なので少し難しいですが人間と同じではないと思います、同じ点もあるでしょうが。
家族の中での立ち位置をワンちゃんはかなり気にします、そして優しい人などが飼い主だとワンちゃんが家のリーダーだったりしますね！
人によっては自由させてなってるからその子が一番幸せな状態だと思っている人もいます。
しかしそれは大きな間違いです、犬の知能は人間とは比べることができないくらい低いです。その差がある部下を持ったリーダーは常に気が抜けません。だから少し触ったり何かあるごとに、威嚇したり、噛みついたりしなければいけないのです。
その時のワンちゃんはとても大きなストレスを抱えてしまいます。
常に敏感になり意識している状態は決して楽な状態でないはずです、一方一番下についているワンちゃんは楽なもんです、本当に強くで優しいリーダーの下についているのです。どこを触られても威嚇する必要もなく「いいんですか！？」くらいの感覚で触られている。そのような子のほうが幸せですよね。

２つ目「ワンちゃんの未来の幸せ」
ワンちゃんを一年目しっかり躾を行った場合、後１０年以上叱られたりすることなどなく、幸せに暮らせますよね！！
単純なお話でした。

３つ目は「自分たちに何かあった時のその子を守るため」
実はこの内容が一番伝えたかった話なんです。
皆さんはワンちゃんを飼うときに「一生面倒見る覚悟」をもって飼ってくれていると思います。しかし、絶対にそれができますか？
それは絶対ですか？「つもり」や「そうしたい」ではなく絶対ですか？
これに絶対と答えれる人はいないはずです、もしいるとしたら命との向き合い方をもっと深く考えるべきといえるでしょう。
なぜかって？
人間側が先に死ぬことがあるからです。
事故などで一緒に暮らせなくなることがあるからです。

以前、お客様で高齢ご夫婦がワンちゃんを飼うかを悩んでいました。
奥様は「自分たちのほうが先に亡くなるかもしれないから、無理だと言いました」当時の私はそれを納得して聞いていました。
しかし旦那様は違いました「もちろんその可能性はある。でもそのようなことを言い出したら、若いときだって先に死ぬ可能性はあるだろう？自分が先に死んだらなんてこと言い出したら、俺は結婚もしてないし子供なんて絶対に作らなかった、そうじゃないその子たちが残った時に苦労しないように育てればいいじゃないか」
といいました。
私は本気で考えさせられました。
このご夫婦には娘さんがいて何かあったら見てくれると言っていたこともあり連れて帰っていった。

そして例えば自分のもし何かあった時、あなたのワンちゃんは誰でも飼っていけますか、飼いたいと思えるような子になってますか？
小型犬の血統種で躾が入ったいい子は、引き取りてはいるでしょう。
これまでペット業界に１０年以上いたからこそ思います。
しかし逆に躾の入っていない子を引き取る人は、ほとんどいません。
いたとしてもその後捨てられる可能性が最も高くなります。
そのどちらにするかは飼い主様の問題です！！
自分たちに何があっても、その子が幸せな人生を歩めるように躾を行っていきましょう。

最後熱くなっちゃいましたが本当にそこが一番だと思います。
もちろん何事もなく飼っていければそれが一番いいですけどね、最悪のケースも考えて実践してやってください。

家族ですからね。

以上です何となく伝わったかな？？
躾などもツイッターとかYouTubeで受け付けているのでドシドシ声かけてください！！
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