2021/09/13’ 変な家=変な人
『変な家』 雨穴作 の感想を書く。
いわゆるジャケット買いをした作品。まんまと本屋の策略にはまった。最近不動産情報をペラペラめくっていたのも選んでしまった原因となるだろう。
結論、面白い作品だった。
最初に見取り図とかを載せている作品は引力があると思う。この図の中でどんな物語が展開されるのかワクワクさせられる。特に、変な家と言っているのだから間取り図に注目するのは必然である。最初の間取りを見て5分ぐらいは何がおかしいのか考えてしまった。結果半分くらいは当てることができたが、すべては見つけることができなかった。
作者がホラー作家ということで納得の描写や内容だった。ホラーが苦手な自分はぎりぎりのライン・・・。何となく歯切れ悪く終わるのもホラーの後味を思わせるものだった。(個人的にはキレイに終わった方が好みである。)また、YouTubeで変な家を見てみると怖さが倍増された・・・
ただ本は面白かったので読んでみてください