【アンティーク】ツムギのおもしろポストクロッシング伝説【なかよし松島トモ子、小鳩くるみ】
昭和初期生まれの祖母に戦中の付録や慰問カード(中原淳一のこういうの)を見せて持っているか尋ねてみたが、当時の秋田、貧しい戦中の女の子は持っていなかったようだ
やっぱり、こういうのが手に入ったのは都会っ子だったり、お金持ちだったのだろうか?(ポストカードが余るほど手に入るZ世代には想像が付かない)
一方、1955年に初版が出版され今も親しまれている「なかよし」
この頃には既に祖母は勉強したかったけど働き、夜間学校に通って看護師になり、昔よりは恵まれてる時代になってゆくが大変な仕事…と、想像を絶する苦労に涙が出てくる😭
……という頃には、既に祖母はなかよしという歳じゃない☆
今はうちの姉弟はコロコロもなかよしも読むじゃねえか!と言っても、この時代、まだあくまでも子供の読み物でしか無かった。バブル時代に青春を送ったお母さんも生まれていない。
それに、親や祖母の話を聞くとまだお金持ちや都会っ子しか持っていなかったのかもしれない!
メルカリで調べてみると、圧倒的に50〜60年代なかよしの商品数が少ないのは、単純に使ってしまって処分した率が高いだけではなく、まだ比較的経済差が大きいという事情…
1950年代の東北は収入が少なく、東京への出稼ぎ(特に青森では顕著だったらしい)で繋いでいた家も多かったそうだ、連続テレビ小説『ひよっこ』を思い出す…
まあ、クルーザーに乗ろうぜとか言ってる大学生は、現代から見てもムカつくぜ!!!
(Z世代の想像なので、間違っていたら怒らず優しくおしえてね!)
松島トモ子、別名ライオンの餌!!!
幾多のキッズモデルを務め、41歳の頃に2度の猛獣襲撃(!!?!?)に逢い、「もう少し当たりが悪ければ死んでいた」と言われた松島トモ子さん。なかなか数奇なお方!スゴイ……。
お正月デザイン。
昔の着物、やっぱり素敵だー…当時のデザインだったのだろうか?
特徴的な目や雰囲気で、叔母はすぐ「松島トモ子だ!」と当てた。
小鳩くるみ、本名鷲津名都江さん(合ってるかな?間違えていたら優しく教えてくださいね!)文学家系で翻訳者なども務め、タレントや声優も務める。
お正月カード。
こちらは洋服。この頃はほとんど日本製だったんだろーな!既に洋服自給率1%、悲しいです。
彼女はディズニー白雪姫の主演声優も務めた(白雪姫の映像はパブリックドメイン。安価なDVDが出回っているのは鷲津さんが務めているものではない。パブリックドメインDVDでは新人の学生などが声優を務めているので素人目でもチョイ下手…いかにプロの人たちがすごいのか分かる。素朴な感じがもしかしてオリジナルより好きだと言う人もいるかも)
他にもこれらを購入した時、ついこの前文化勲章を受賞された森下洋子さんの便箋も一緒に頂いたが、中身がシンプルな上に便箋は場所を取るので、ポスクロフォーラムであげちゃったw
ヴィンテージポストカードはポストクロッシングフォーラムでスワップ!と言いたいところですが、割とレアなのでもったいないですね。