コロナ時代の新しい小売店の方針?
こんにちは、あきたにです。
先日、朝渋にてさとなおさんこと、佐藤尚幸さんの「ファンベースなひとたち」の講演を聞いたのでその内容について、こちらに書きたいと思います。自分にとっては今まで持っていなかった発想で、刺激になった講演でした。
ファンベースとは?
一言で言うと、新規の顧客ではなく、その企業のことが好きでその商品を使い続けてくれる人(ファン)に目を向ける。ことです。
上位20%のファンがその企業の売上80%分を購入している。と言われています(パレートの法則)。
そしてファンベースでは、この20%のファンにその企業を好きになってもらえれば、そのファンが類友に紹介してくれるので企業の認知が広がっていく。という考え方です。
今までのマーケティング戦略
僕が11月まで所属している小売業界でも、お客様を囲い込む、購買ターゲットを決める。と言った言葉が浸透していました。
そのため、顧客対策としては、新規のお客様を獲得するための施策が多かったです。確かに僕の所属していたドラックストアの業界ではこの数年間、成長していた業界だったので新規に目を向ける戦略で伸び続けていました。
コロナ時代にて
しかし、今年に入り小売業界もコロナウイルスの影響で出歩く機会が減りお客さんは減少しました。
そんな中、小売業界では既存のお客さんへの対応を見直しが広がっている様に思えます。「こんな時代でも来てくれたお客様に感謝をして、買い物を楽しんでもらおう。」と既存のお客様を大切にする考え方です。
これってファンベースの考え方ですよね?コロナにより、縮小する時代なので今後はファンベースを取り入れる企業が増えていくのかなと感じました。
最後に
店員としても自分の店を好きでいてくれるお客様を楽しませてその場で感謝の言葉をいただける為、働いている実感、他人の役に立っている実感がありました。
このファンベースの考え方は、その企業で働いている社員にとっても、他者貢献の実感が得られやすくなるでは?と思いました。
さとなおさんからの今日できる課題
自分の良いところ、感情で好かれているところ(機能的ではない)を聞いてみる。
面と向かって聞くのが恥ずかしいですが、この機会に僕も聞いてみたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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