街の電気店が大復活した秘密!
#カンブリア宮殿
コスモスベリーズ
三浦一光
見所
・ヤマダ電機と提携。ほぼ同じ卸価格で購入できる仕組みづくり
・加盟店の個性的な営業手法
本文
「洗濯機、冷蔵庫は量販店の10%の差があっても地方の電気屋で買う」
地方の電気屋の必要性を訴える三浦社長
家電量販店の抜港により、家電屋の数は現在、当初の1/4以下のなってしまったという。
地域の家電屋さんは生活の相談役として、街の人々に利用されてきた。
豊栄家電はそんな電気屋加盟店に対して、メーカーから共同仕入を行うことで、低価格での仕入れを可能にしたが、大手量販店との価格競争に敗れ、方向転換を余儀なくされた。
そこで考えられたのがヤマダ電機との提携
山田昇現社長と交渉することで、卸売価格とほぼ同じ値段で仕入れることを可能にした。
加入料:10万円
月会費:1万円
この価格帯でそんな仕入れができる仕組みの背景には、義理と人情があるようだ。
コスモスベリーズは加盟店にボランタリーチェーンとして、経営の工夫を呼びかけた。
飲み屋の店主
引越し屋さん
地方の生活相談窓口
本業と合わせて、家電の販売ができる。
特に引越しの際に買い替え家電を購入できるのは、利用者にとってもメリットが大きい。
地方加盟店は顧客との距離感が近く、量販店には出せない安心感がある。
大量仕入れ大量消費による低価格競争から、家電+αで地方の生活を支える窓口として、新たな個性の現界へと移りつつある
eコマースが勢いを増す中で、卸売業は新たな提供価値を訴求されているのだろう。
家電メーカー、大手量販店、そして地方の電気屋。
競合に見えて、うまく棲み分けができている。
業種を超えて、互いの価値提供を支えていくことは、ただのお金儲け以上に提供価値への共感があってこそ。
義理と人情、そういう感情的な部分を無視していてはビジネスは成り立たないのだろう
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