なぜ、キタカミには異様にレベルが高いコイクングがいたり、ヒスイの白すじバスラオがいるのか
こんにちは。今回はキタカミのとこしえの森の謎、99レベルのコイキング、ヒスイしか今までいなかったバスラオの謎を考察していきます。
・東北地方モチーフ
今回の鍵はズバリ、東北地方のモチーフだと思います。そして、コイキングの生息域です。探索してもらえればよくわかるんですが、滝壺なんですよね。これでふと思ったことがあって、隠し沢ってものだったんですね。まんまこれじゃないか?と思いました。ここでちょっと隠し沢について。
隠し沢
隠し沢とは、かつて年貢、気象などによって食糧難、飢饉が起きたとき対応できるように森の奥などの隠れた沢などで魚を半養殖的に飼育し、緊急時には食料庫として活躍した沢や、湧き水の溜まり場のこと
この隠し沢のことを当てはめると謎の高レベル、すでに絶滅したと考えられるバスラオの謎も解けるのではと思います。
・コイキング
コイキングが高レベルですが、隠し沢の発見者のレポートによれば、イワナなんかがいて、通常よりすごく美味しいという情報を見ますが、つまり、美味しさがレベルと考えるなら、ずっと栄養を蓄え続けてる=レベルが高くなったということが考えられるのではないかなと思います。しかも、シンオウではコイキングが食べられていた描写があって、やはり食用に使われてた沢や滝壺だったと思います。
・バスラオ
バスラオはちょっとコイキングと同じ場所ではなく、近くの沢にいます。これがまさにドンピシャ隠れ沢かなと思います。ただ、なんで絶滅したと思われるバスラオがいんの?って話になるんですが、これ、以前さかなクンさんがクニマスを再発見したニュースが参考になると思うのですが、確かかつてクニマスを放した湖のヒメマスを取り寄せたらクニマスを発見したという経緯だったと記憶しているんですが、恐らく、ヒスイ地方より取り寄せた、手に入れた個体ではないかなと思います。
で、味なんですが、BW時代の図鑑にはなかなか美味しいみたいなことが書かれていて、赤青のすじが食べられていたことから恐らく食べられるし、美味しい魚だろうなと思うんですよね。だから十分に他地方のポケモンだけど、沢にいるのは納得できるんですよね。
で、なぜ絶滅してないのは、隠れていて人に見つかっていない、環境があっていたなんかの理由があると思うんですが、テラレイドバトルでもイダイトウが出るところを見ると、恐らく環境があっていたと考えられます。クニマスの例でもし、当時てらす池に放されていたら恐らく酸性度で生き残ってなかったかもしれないですね。(クニマスは水質の酸性度が変わって絶滅したため。恐らくてらす池は火山湖であって、固体成分が溶けて酸性度が変化する可能性が高い。)
以上、コイキングのレベル、白すじバスラオの謎の考察なんですが、やっぱポケモンも美味い魚ぐらいの感じで活用されてたのかなーと思いますね。もし、上流域のシザリガー、ヘイガニが流れてきたらとこしえの森の環境は激変しそうですね。