水冷工場への道 その9
新工場の建坪は250坪だ。そのうち1/4程度は事務所スペースでそこだけ束を使って床を土間コンから10センチ程度浮かしている。土間コンを少し冷やしているのでこの冷気を部屋の中に取り入れたいと寝ながら思っていた(寝るな)。そこで考えたのが単にガラリ(通気口)と換気扇だ。まあ部品としてはどこでも買えるもので、大したものじゃないけどその効果は絶大。事務所のすべての部屋の床にガラリと換気扇を付けてもらった。これ床の換気にもなるし、そういう意味でもいいんじゃねかと思う。
ガラリ(通気口)は部屋の一番東端の床に適正数配置。ここから室内の空気が床下に吸い込まれる。
換気扇は部屋の西側床に適正数設置した。ここから床下の冷たい空気を室内に吸い出す。結局床下と室内の空気をぐるぐると循環させるという感じだ。
カバーを乗っけるとこんな感じ。左右は解放している。ちょっとした椅子にもなるw 参考までにこのボックスカバーはその辺に転がっていた合板で作ったボクの手作りです(道理で素人感があると思ったw)。全部で10個ほど作ったかなあ。これは思いのほか効果があった。
これがタイマー制御している制御盤の一部。すべての床とかフィンとかを複数回路に分け、それぞれを独立したタイマーで駆動している。何分off、何秒onとかの制御が自由に出来るようにした。
さあ、次回はいよいよ最終回だ。誰にでも分かりやすい結論というか説明を目指します。
続く