離乳食教室に行ったら「男性は来ないでほしい」と言われた日
秋田市が主催で、保健センターで行なっている離乳食講座に行ってきました。
我が家は、私が食事で、妻が他全部という家事分担です。
子どもの食事に関しても同様に担当は私が行いますので、夫婦として初めての離乳食を学びにいくのも私が行きました。
受付して、講座を受けて、実践ということで
・10倍粥をすりつぶす
・野菜のペースト作り
をやりました。
この日はまだ、アレルギーチェックなどをしていないので、子どもは食べられないため、最後に腹を空かしてグズりましたが、なんとか最後まで受講しました。
これをネットに上げたら、意外な反応がありました。
「離乳食教室に男性が参加すると、母乳を上げながら受講するということができないから困る」(授乳時に移動するのが負担)
という意見です。
なので別に参加者から言われたわけでも無いし、上の意見も育児の大変なママからすると本気で子供に向き合ってるから出る意見だと思います。
受講したのは30家庭くらい、ほとんどがママのみの参加。夫婦揃ってが2組くらい。パパのみの参加は私だけ。
ここに社会的な歪みがあるんだと思います。
その歪みについて考えてみました。(現状・理想・摩擦)
現状
女性参加者が多く、生後5〜7ヶ月の赤ちゃんを連れての参加の場合、母乳のみでの育児方針の場合、授乳スペース(個室orついたて)への移動が必要になる。そのまま講座を聞けない。
だから「男性は来られると困る」という意識。
理想
シングルファーザーの参加が当たり前になると同時に、夫婦が揃って参加できるのが当たり前に。
摩擦
単一の属性(ママのみ)よりは、目がきになるということでの授乳のタイミング、場所という面での不便さがある。
その目があると、ますます男性は参加しにくくなる。
結果、育児に関しての知識や実践力が下がり、参加率が下がる。
私が大事だと思っているのは、
「チャレンジするために、自信をつける必要がある。自信をつけるためには、知識量を増やす必要がある」
ということです。
男性の育児参画、家事参画を推奨するために、環境整備は必要。
家庭レベルで見れば、今回は授乳タイミングという「個人の不便さ」の問題だけど、その方の旦那さんも一緒に参加されていて、家での家事を手伝ってくれれば、広い目で負担の軽減に繋がる。
社会レベルで見れば、参加した男性がもっとウェルカムな雰囲気になってくれたらなと思います。ただでさえ人見知りなのを、子どもと妻のために勇気を振り絞って仕事を休んで参加したので・・・。
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