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大学教員採用への道 〜1戦目〜

こんにちは。
Akita(あきた)です。

今回、大学教員になるための経験を記事にしていきたいと思います。
このトピックスにどれほどのニーズがあるかわからないので、興味のある方、この情報を多く知りたい方はコメント等をもらえるとありがたいです。

まず、私の簡単な経歴を記載しておきます。

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現在、医療系学部の教員4年目(任期付き助教)です。
大学院卒業後、多くの教員採用にチャレンジをしてきました。
結果的に、現在の大学のポストに落ち着くことになりましたが、現在もスキルアップ・キャリアアップに向けて様々な動向を把握し、行動している段階です。
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初めて大学教員の公募戦線に臨んだのは、大学院博士課程4年(最終学年)の6月でした。
どの大学も、おおよそ5−6月から次年度の教員公募情報が多く出回り始める時期になります。

狙った大学は、某Fラン大学の新設学部(医療学部)でした。
3年後の4月開設見込みの学部で、開設準備室の配属、そして講師または助教の公募でした。

教員公募情報は、JREC-INでほぼほぼ確認することができます。
(逆に、JREC以外にあるのでしょうか・・・)


JREC-INの公募情報をもとに、初めて教員公募書類を作成することになりましたが、教員公募書類は非常に難しい・・・
多くの書類を準備し、自分自身の業績を整理する必要があります。
(メリットとしては、業績をまとめて客観的に見つめ直すことですかね)

この大学の教員公募書類は以下の通り
1)履歴書
2)研究・教育業績書
3)資格等の証明書
4)主要論文5編のコピー

こんなところでした。
※  いま思うと、「教育・研究に対する抱負」・「志望動機」などが必須とされていなかったということで、出来レースだったのかもしれません・・・。

ちなみに大学教員公募で、「出来レース」は非常に多いということを聞きます。ただ、公募情報だと確実には判断できないので、とりあえずアプライする必要がありますね。

教員書類の作成にかかった日数は 丸1日  !!
初めての教員公募ということもあり、念入りに提出書類をチェックし、指導教員に確認をしっかりしてもらい、提出の直前まで隅々をチェックしました(当時は、少しでも採用の可能性を高めたいという感じでしたね)。

提出方法は、メール。
これは、非常に楽ですね。
郵送となると、一式を印刷して、書留での郵送手続きに行くのが面倒です。

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◎◎大学 ◎◎部
採用ご担当者様

この度、初めてご連絡させて頂きます。
◎◎◎◎と申します。

科学技術振興機構JREC-IN Portalにて貴校の採用情報を拝見し、◎◎学部◎◎分野の教員職に応募させていただきたいと思っております。
履歴書・研究業績書、資格証のコピー、主要論文3本を送付させていただきますので、ご査収いただきますようお願い申し上げます。

大変ご多忙なところ恐縮ですが、ご確認の上、ご検討していただけたら幸いです。
何卒よろしくお願い致します。

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まあ、ざっとこんな感じで送付文を書き、「送信」!!
初めての教員公募で、「送信」をクリックするのも、何度も躊躇ったのを覚えています。

送信してからは、なぜか「スッキリ」した気分。あとは待つだけだなと・・・。

書類選考の結果を待ちましょう!
と1週間経過後・・・当大学の人事部からメール

このたびは本学教員募集にご応募いただき、ありがとうございます。後日ご連絡申し上げますので、よろしくお願いいたします。まずは、応募書類の受領のご連絡とさせていただきます。

書類選考通過メールか!?と思ったら、受領確認メール・・・
いまっすか!? 遅い!! という感じですね。

その後・・・・

書類選考の結果を待ちます。
ちまたでは、募集期間終了後3日〜14日後に、書類選考通過の連絡があると聞いておりました。
14日を過ぎて・・・30日を過ぎて・・・連絡がきません。
60日を過ぎて・・・連絡がきません。

そこでようやく察しました。
「不採用」なのねと。

急に「不採用!!」と言われるわけではなく、じわじわと実感させる手段を取られますので、なぜか気持ちの準備ができていて、ショックな気持ちにならないのが不思議ですね。

しかし、普通は、数カ月後に不採用を知らせる「お祈り通知」が届くらしいのですが・・・

何ヶ月待っても、何年待っても、連絡はありませんでした。
こんなこともあるんですね。応募者が多かったのかなと。
一度、念の為にメールで問い合わせたこともありましたが、それも返信なし・音信不通・・・。

まあ、逆に「採用されなくてよかった」と前向きになりましたね。

というのが、私の公募戦線の1戦目!
悔しくも(実際には悔しさはなかったですが)惨敗に終わりました。

今後も2戦目以降を記事にしていきたいと思います!
教員公募を狙っている人に少しでも役立つ情報になればと思います。

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