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効率化の本質

転職して早3ヶ月。なんとなく、3ヶ月というのは一区切りのように思えます。まだまだ覚えることが多くて大変だけれど、楽しく働けているのは周囲のおかげと今までの経験のおかげかなと思います。

転職回数が多く、海外をふらふらしていた私ですが、色んな経験をしてきたことは無駄ではなかったどころか、この経験があって良かったとここへ来て強く感じるようになりました。

特に今でもスキル云々ではなく、仕事をするうえでの心得として役立っていると思うのは、「なぜ?」を常に考えることです。

そのキッカケは、日本で2年ほどアルバイトした後に、カナダのオーベルジュで掃除のバイトをしていたときのこと。何故かモップの先と棒の部分が、別々に保管されていました。

私はやや不便さを感じながらも、前任者からそう教わったからと、深く考えませんでした。

それがある日、オーナーから、「なんで別々のところに置いているの?不便じゃないの?」と言われて、オーナーが同じ場所に保管したのです。

たったこれだけのことですが、教わったからと言って、そのまま踏襲することが、正しいわけではないと気付いた瞬間でした。

人から見たら、当たり前だろうと思うかもしれませんね。それから私は何かを教わった時にも、そうなった理由を考えて、自分が不便に感じる時にはどんどんやり方を変えてきました。

基本がわからなければ、応用・改善もできない。根本を考える大切さをその時に教わったのです。それが効率化の本質だと思っています。

なぜ?を問うことは、効率化に限らず、ロジカルシンキングなどでもよく言われることです。いろんなことに通じるこの習慣は、早く身につくほど自分が楽になります。

なぜ自分は今この業務をやるのか。なんのための業務なのか。それを考えると、その後に続く業務が見えてきて全体の流れが分かり、後にやりやすいような仕事のやり方の工夫が出来ます。

デスクの上の配置ひとつとっても、何故これをここに置いたのか?少しやりにくいな。と思うところがあれば改善することで、仕事のスピードもあがります。

話は逸れますがそのほか、海外での経験で活かせているのは、英語が話せることです。ビジネスレベルではありませんが、接客には不自由しないほどには喋れることは、とても武器です。

実務で役立つことはもちろん、当時すべての経験が浅く舐められがちだった私も、英語が喋れることで色んな人から一目おき、信用してもらうことができました。これは本当にありがたかったです。

私はのんびりした人間なので、とかく舐められがちなのですが、英語を喋っている時は少しかっこよく見えるようです。笑

また海外では人の目を気にせず、自由に自分の人生を生きている人が多かったように思います。公園の存在が大きいかもしれません。

ビーチバレーをしたり、横になって日光浴をする人、本を読む人など、たくさんの人がそれぞれの時間をのんびりと楽しんでいたのです。

日本も案外、通り過ぎる人のことなんて見ていませんし、見てもすぐに忘れてしまいます。そんなもんかと思えば、人の目を気にせずに自分の好奇心に素直に動くことができます。

効率化の本質とかなりズレてしまいましたが、ぜひ20代は色々なことを経験しつつ、自分の強みを育てていってくださいね。

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