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RTFKT ラストシュートは3Dプリントスニーカー【デジタルファッション】

こんにちは。アキスケです。

ときどきファッションのデジタル分野のニュースを調べたりしています。

昨年末にサービスの終了が告知された、NIKE傘下のデジタルファッションブランド「RTFKT」から最後のプロダクトがアナウンスされていたので見てみました。

対象者は、デジタルのアイテムを受け取ったり、 Zellerfeld社とコラボした実物のスニーカーを購入できるみたいです。

これだけだと何のこっちゃかもしれないです。RTFKTの製品のひとつに「Clone X」というデジタルのアバターがあります。
それを持っていると、時々新しい何かを無料でもらえたり、新商品の購入権利とかいろんな特典をもらえたりしていたのですが、今回は上記添付にあるMNLTH(モノリス)という箱みたいなものを受け取れたようです(デジタル上の話です)


で、MNLTHに何が入ってるの?という所で、今回は4つのデジタルアイテムが入っています
①RTFKT x Takashi murakami Death Blade 1個
②CodeX Dunk 1個
③CYBR STOMPER 1個、
④3つのRTFKT x Zellerfeldデザイン(Undead Evo、Reptile Evo、Bladed Dragon)から1個

①は芸術家の村上隆さんコラボレーションデザインのブランドロゴです。(下部の画像)これがデジタルアイテム(NFT)として受け取れるということのようです。

②、③、④はデジタルスニーカーです。で、それぞれのデジタルスニーカーには、現物バージョンがあって、ユーザーには1モデル2足ずつ購入する権利が付与されます。
例えば②のデジタルスニーカーに対して、実物スニーカー(同デザイン)を2足まで、購入することができる権利ということです。

それぞれのスニーカーはMNLTH保有者専用で購入できます。購入にはそれ用のコードが必要で、値段はひとつ249.00 ドル + 消費税および送料となっていました。
日本円だとだいたい42000円 + 送料ですね。

Zellerfeld公式サイトより引用

ざっくりした所はこんな感じです。詳しく見てみたいかたは、下の公式サイトを確認してみてください。

●Zellerfeld
米カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を置くテック企業です。少し調べたところスニーカーブランドではなくて、3Dプリントで何らかをつくる企業です。2015年にエンジニアの学生グループで設立されて、3Dプリントシューズの研究開発を開始。それが3Dプリントシューズを専門につくる企業の目に留まって本格的に3Dプリントシューズの製作も行っているとのことです。これまでには、NIKE、MONCLER、AMBUSHなどのブランドとコラボレーションの実績があります。


RTFKTの実物製品は、基本的に一般販売していません。先に書いた「Clone X」を持っている、みたいに何らか条件を満たしていないと買えないです。 (たまに例外あり)

今回もその通りであることに違いはないものの、「RTFKT DUNK」というモデルは、Zellerfeldで1/16から販売しています。
まったく根拠のない予想ですが、今回のコラボレーション企画の中で一般販売もできるモデルとして用意したのかもしれないですね。

Zellerfeld 公式サイトより引用

というわけで今回はNIKE傘下のRTFKTのサービス終了前最後の製品について調べてみました。

それでは、また。


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