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アラミド繊維ってなに

こんにちは。アキスケです。

先日に、ひろゆきさんがファッションブランドを立ち上げた、というニュースがありました。

目的は、日本の職人による製品を世界に広めることで、そのために優れた技術力を有する企業とパートナーを組んで日本の高い技術を発信していくことをテーマにしているそうです。
プロジェクト運営会社 の名前が「株式会社made in Japan(メイドインジャパン)」といって、その中で今回ファッションブランドとして「Mo,de in Japan(モードインジャパン)」を立ち上げた、そういう経緯とのことです。

詳しくは下記にニュース記事と、made in Japan社のリンクを貼りましたので見てみてください。

■ニュースサイト

■made in Japan


で、「Mo,de in Japan」が今回発売するウェアというのは何かというと、アラミド繊維100%使用したとても燃えにくく切れにくい服です。

展開しているかたちとか価格は先のサイトからみていただければと思いますけれど、個人的にアラミド繊維ってなんだろう?と思ったのでちょっと調べてみました。


アラミド繊維は、 耐熱性や切断・摩耗への強さなどの特性を持つ合成繊維です。宇宙服や防弾チョッキ、防刃チョッキ、寒冷地作業服に使われています。

その他、特徴として以下があります。
・錆びない
・軽量。鋼材と比較して重量は約5分の1、引張強度は約7倍
・衝撃吸収性に優れている
・電気を通さず、磁化しない
・電波を透過する
つまりめっちゃ丈夫な繊維ということです。


また、アラミド繊維には2種類あります。
ひとつは、ポリメタフェニレンイソフタルアミド
→融点が320℃で耐熱性に優れている。
もうひとつは、パラフェニレン・テレフタルアミド
→最高の強度(22g/でニール)と570℃以上の高い融点

「Mo,de in Japan」の商品は防刃性も高いとのことなので、後者になるかと思います。


いっぽう、アラミド繊維のデメリットについても調べてみました。

・紫外線に弱く長時間さらされると変色することがある。
・毛玉になりやすい。
・タンブル乾燥機には適さない。日陰吊り干し推奨。
・しわが残りやすい素材。遠心脱水機も短時間での実施。
・濡れた状態で高温・多湿環境に放置すると色移りすることがある。
・染色が難しい。
・加工に高度な技術を要しコストが高くなりやすい

毛玉、変色、洗濯時の取り扱いについては「Mo,de in Japan」の商品ページにも記載がありました。

すごく丈夫なんですけど、少しデリケートな面もあることがわかります。
新品状態の商品コンディションがその衣類のベストコンディション、と思っていると買ってからギャップを感じてしまいそうなので、このあたりは購入前にちゃんと確認しておくことが大切ですね。


というわけで今回は、ひろゆきさんが立ち上げたファッションブランド「Mo,de in Japan」が使用する素材、アラミド繊維について簡単に調べてみました。

今回は以上です。それでは、また。


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