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MUJI Labo デザイナー変わるって【無印良品】
こんにちは。アキスケです。
先週に無印良品のMUJI Laboレーベルのデザイナーが2024年秋冬から変わるというニュースがありました。
これまで、N.HOOLYWOODの尾花大輔氏でしたけれど自社デザイナーによる商品提案に切り替わるようです。
記事によるとデザイナー変更の理由は、"「MUJI Labo」のアイテムがデザイナーズブランドのような見え方になっていると判断し、よりベーシックな商品提案を進める目的"とあります。
また、"今後はシンプルなデザインと上質な素材を併せ持つ「クワイエットラグジュアリー」の方向で"、商品展開をおこなっていくようです。
この変更理由をみると、無印良品とデザイナーの間の価値観の違いとかではなくて、お客さんへの「見え方」、つまりは「世の中への受け入れられ方」がレーベルが意図する方向と異なってきたから、というふうに読み取ることができます。喧嘩とかじゃなくてよかった笑
「デザイナーズブランド」というのは例えば、COMME des GARCONSとかYohji Yamamotoとかですね。いろんな側面があると思いますがざっくりブランドの世界観とかデザイナーそのものにファンが付いている場合が多いです。「○○だから買う」みたいな人もいるくらい、ある種属人的な受け入れられ方になっているところが特徴のひとつとしてあります。(デザイナーズブランドの定義ではなくて、あくまで「見られ方」の話です!)
無印良品の話に戻すと、最近のMUJI Laboはそういったデザイナーズブランドのように世間から見られてきていると無印良品は思っていて、それはMUJI Laboの向かうべき方向ではないよ、ということなのだと思います。
よくも悪くも「無味無臭」的なところが無印良品の商品の特徴で、着る人が着る人の色にしていく、というところがあります。 ありたい姿がそうであるならば、別レーベルであるとは言え属人的・あるいは属ブランド的になってくると体制変更は仕方がないかなと感じます。
じゃあ、なんでそもそも外部からデザイナーを登用したのよ?
という声もあるかもしれませんけれど、そこは単にフェーズの違いなのかなと感じています。
レーベルが育ってきたことで、初期の頃と比べたら今やるべきことが変わってきたのだと思います。
個人的には「隙間がないほどにぎっしりと服が並んだクローゼットよりも、自分の生活に寄りそう、ほんとうに必要なものを数点だけ、ゆとりをもってしまっているクローゼットに豊かさを感じます。」というMUJI Labo のテーマがやっぱり好きなので、あたらしい体制からどういう商品が発売されるのか楽しみに待ちたいと思います。(天然素材製の商品待ってます。ポリエステルしんどいんだって、冬は特に。笑)
それでは、また。