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「しゅくじゅう」ニットって何?【ファッション】

こんにちは。アキスケです。

昨日に無印良品の洋服を見ていたら「しゅくじゅう(縮絨)」という単語を見つけました。なんとなく毛羽立っている感じのニット生地のことかなぁ。くらいのぼんやりした印象だったのでもう少し詳しく知りたくなって調べてみました。

ちなみに「しゅくじゅう(縮絨)」は下の無印良品の商品で見かけました。

無印良品公式サイトより引用

「縮絨」というのは、生地の加工方法です。そりゃそうだろ。といわれそうですが。

この加工が施された生地はふんわりとした風合いが特徴です。ボリューム感も出るので厚手のニットなんかでよく見られる加工です。ウールなどの素材で使われます。

ちょっとマニアックな話になっていきますが、ウールなどの毛織物は水で濡らしてたたいたりすると、一本一本の毛が横に動いたり、収縮したりします。(一本のまっすぐな糸がクネクネになるイメージ) 毛が動くことで他の毛と絡み合って生地の厚さが増してふんわりした風合いになります。それが「縮絨」という加工方法です。

「縮絨」には加工に費やす時間とか温度によって「軽縮・縮絨・強縮」と程度のちがいがあるそうです。なのでひとくちに「縮絨」といっても毛羽立ち具合とかふんわり具合には違いがあります。

あと、少し昔のものになりますけれど、縮絨加工の工程について分かりやすい動画があったので貼っておきます。


というわけで今回は毛織物の加工方法のひとつ「縮絨」について調べてみました。

それでは、また。

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