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奈良県吉野町から学ぶこと。vol.2

奈良県吉野町。

わたしは吉野杉ぐらいしか知りませんでした。

建築の仕事で製材所に行ったとき、ものすごくキレイで丁寧に育てられた感満載の木材が吉野杉でした。


正直に言うと、

吉野杉の吉野が奈良県だと言うことは知りませんでしたw

(地理苦手です)


今回お話いただいたときに「奈良行くーーー!」と決めたのは

あのキレイな吉野杉にめちゃくちゃ興味があったからです。


最初に行ったのが【吉野杉の家】。

日本の産業の未来を提案する展覧会というものに出展したのち、吉野川のほとりに移築されたんですって。


一応、わたしも一級建築士という有資格者なので。

この繊細な職人技は本当にテンションぶち上がりでした。

廻り縁や建具枠もないこの納まりって本当に技術がいるんです!

しかも建物内の板ぜんぶ、全くの無節。

建物内を包み込む光が柔らかい。寝ちゃいたいですw


この建物の作られたことには、林業が廃れてきていると言う背景があって、吉野杉の魅力発信のためのプロジェクトだったんだって。

ここはシェアハウスなので、吉野杉と吉野の自然を同時に体感できて、それを利用者がSNS等で発信してくれている。

(調べてみたら、満足気な感想のブログいっぱい出てきました)



わたしも泊まりたい。


実際に体感したら、もっと魅力が増すんだろうな。



さらに宿泊者には地域住民のホストがお世話をしてくれるそうです(ブログ情報)。

地域の方とのコミュニケーションの中で、作り手や地域の想いに触れながら体感することは、

物語の一部に自分も存在することができたような気がして、

愛着を生み、

発信力がもっと高まっているんだろうなと思いました。


レストランで出来上がってる料理を食べるより、

BBQで自分たちで焼いた肉の方が記憶に残るのと似てる気がします。



もう一度言いますが、


わたしも泊まりたい。


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