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ギアがデカいと漕ぎ出せない
久しぶりの投稿になった。
一日一恥の更新がなくなっても個人的に書き続けようかな、と思って一つアップしたのだけれど、それ以降は続かなかった。意志力が低いと言われたらおしまいなのだけれど、誰かと一緒にやるっていうのはモチベーション維持をすることにとってすごい重要なんだな、と思わされた。
さて、これだけ間が空いたのだから書くことは大量にある、と思っていたのだが、正直何を書けば良いのか分からなくなった。前はなんとなく「ぷわーん」と浮いてきたようなアイデアが全然来ない。
休めば書くことが出てくるというのは、少なくとも自分にとっては当てはまっていなかったような感じがする。
書くことっていうのは自転車を漕ぐようなものなのかもしれない。一番思いのは一漕ぎめだ。完全に停止しなければ次の一歩を漕ぐのは軽いが、完全に止まってしまうとかなりの力を込めなければ漕ぐことは難しくなる。止まったのが上り坂だと、最悪だ。
坂道を出すと例えがややこしくなるので引っ込めておいて、まあ平坦な道で完全停止したとする。次の走り出しの一歩は重い。ただ、これは一層重くなったりも軽くなったりもする。
重くなる原因は、止まるまでのスピードに早く戻ろうとするからだ。テンポよく漕いで、時速も20km以上。完全に止まっているところから一気にそこに戻ろうとすると、ペダルに込める力はかなり必要になってしまう。
逆に軽くするには、のんびりと漕ぎ始めることじゃないだろうか。ギアも一番軽いのにして、足に無理に力を入れずとも、体重を乗せれば自然とペダルが進むぐらいの感じで。
止まる前のスピードになるのには時間がかかるだろうし、もしかしたらスピードは完全には戻らないかもしれない。周りの人に追い抜かれていく感じもあるかもしれない。でも、それでも焦らずに、自分のできるペースで漕ぎ始める。
ギアは小さい状態で良い。次のギアに移るタイミングは自ずと分かってくるものだと思う。
気負わず、気張らず、自分にできる範囲でやっていく。周りをイラつかせてしまうこともあるかもしれないが、ひとまずは気にしない。
とても好きな本で『小さな習慣』というのがある。表紙に可愛い、熊だか犬だかのキャラクターが描かれている。この本で言われているのは日々の習慣のハードルを下げるということ。
「もっともっと」を自分に課してしまいがちだったけれど、しばらくは自分への期待値を下げ、「ok,ok」でいきたい。