良い比較と悪い比較 カナダ留学日記6/11(Tue)バンクーバー生活残り154日

「人と比べるな!」

よく言われる言葉である。

僕はこの言葉に半分賛成で半分反対だ。

どういうことか。

生きていくなかで1番大切なもの、それは「自分」である(少なくとも僕自身にとっては)

もちろん、家族だったり友人・恋人も大切だし、それが1番と考える人も多いと思う。

しかし、僕の考えでは、まず自分あっての他人だ。

いくら友人に幸せになってもらうために努力したところで、自分が幸せじゃなかったら意味がない。

そもそも自分を幸せにしてあげられない人が他人を幸せに出来るのだろうか?

僕はそれはとても難しいことだと考える。

だからもし、今自分に自信がなかったり、生きることに幸せを感じられていない人はまずは自分を1番大切にしてほしい。

それが最も大事なこと。

一方、僕の中にこんな考えもある。

人は他人との比較なしでは生きることが出来ない。
正確に言うと、生きることは出来るが、「勝つ」ことは出来ない。

どういうことか。

ミュージシャンを例にする。

売れているミュージシャンと売れていないミュージシャンの違いは何だろうか。

答えはシンプル。

人々に評価されているかどうか。

売れてるミュージシャンは多くの人がその音楽に価値を感じているから売れてるのであって、売れてないミュージシャンはその逆だ。

いくら売れていないミュージシャンが、自分の音楽は最高だ!と思っていてもそれを証明してくれる人は自分以外にいない。

このように自分を評価する他人の目は常に他の誰かとの比較を含んでいる。

私達は比較されることから逃げることが出来ない。

では、良い比較って何だろう。

それは、絶対的な自分への信頼があったうえでの他人との比較だと思う。

たとえば就活。

AくんとBくんは同じ中小企業に就職が決まった。

しかし、2人の心境は全く違う。

Aくんは自分のやりたいことが明確で、それを実現するための手段として自信を持ってその企業を選んだ。

一方、Bくんは大企業を数社受けるも内定をもらえず、仕方なく唯一内定をもらえていたこの企業を選んだ。

そんなとき、二人の共通の親友であるcくんが大企業への内定を獲得した。

さあ、二人はこの知らせを聞いてどんな心境になるだろうか。

Aくん「cも頑張って大企業の内定を手に入れたんだな。俺も企業の大きさは違うけどcに負けないようにもっと頑張ろう。」

Bくん「cが大企業に就職できるのに比べて俺はこんな小さい企業にしか就職できないダメな人間だ。」

おそらく、このような感想を抱くだろう。

二人ともcと自分を比較している。
しかも二人は同じ就活結果。

だけど自分への信頼があるかないかで捉え方はこんなにも変わってくる。

根底的な自信があるうえでの他者との比較・競争はさらなる成長のチャンス。

高校・大学の親友であるNのFacebookでの投稿をみてそう感じました。

共に頑張ろう。

今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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