上り坂と下り坂 カナダ留学日記 5/25(Tue) バンクーバー生活残り140日
自転車ロードレースで選手の優劣を決めるのは、いかにして上り坂をうまく登っていくかということらしい。
下り坂では大きな差は生まれない。
上りの局面でいかに他者と差を付けることが出来るか?
これが勝敗を分ける鍵になる。
同じことが僕達の生活全般にもいえるのではないか、そう思った。
私達の生活における下り坂、つまり、何も力を加えなくても自然に進む状態はその流れに身を任せていればよい。
あなたも何をやってもうまくいく、そんな心情になった経験はないだろうか?
問題は上り坂である。
上り坂を登っていくには大きなパワーが必要だ。
ペダルを漕ぐことをやめてしまえば、待っているのは停滞もしくは下降である。
生活における上り坂とは、自分の思うようにいかない、そんなときだ。
頑張っているのに結果が出せない・他者から認められないそんな時間は自分にとってもとても苦しい。
出来れば人生の上り坂なんてなくしてほしい。
そう思うのが私達の本音だろう。
しかし、である。
冒頭の話に戻る。
ロードレーサーの勝敗を決めるポイントはいかに下り坂を攻略するかではなく、いかに上り坂をライバルよりも上手く登ることができるか。
これを私達の生活に置き換えると、
何事も上手くいっているときに頑張れるのは当然のことである。
最も大事なことは、うまくいかないとき・より力を必要とするとき・進まなければ降り落とされてしまう状況でいかに振る舞うことができるかである。
それが出来る人がいわゆる"成功者"と呼ばれる人だ。
大変なときこそ、ここで頑張ることが将来の幸せに必ずつながる。
そう信じて日々の生活を過ごしていきたい。
今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。