ポジティブと自己責任 カナダ留学日記 6/8(Sat)バンクーバー生活残り157日

ポジティブ←→ネガティブ
自己責任←→他者責任

それぞれ対義語のセットだけど、最強のセットは「ポジティブ+自己責任」だと思う。

今日改めてそんなことを感じるエピソードがあったのでそのことについて。

ジムでの筋トレを終えて図書館である作業をしていた。

どんな作業かというとボスキャリのレジュメ作成作業だ。

以前途中まで書いていたレジュメを今日完成させようとしていた。

図書館のWi-Fiを使ってノートパソコンに文章を打ち込んでいく。

午後3時半に図書館に入り、順調に作業が進む。
いつもより集中して文章を書けている。

図書館が閉まるのが6時だからそれまでに終わらせたい。

その願望通り、5時50分にレジュメを完成することが出来た。

あとは保存ボタンを押せば今日のタスクは終了。
気持ち良く家に帰ることが出来そうだ。

そう思いながらボタンをクリックした。
次の瞬間、画面に表示されたのは
You're network is not connecting

WiFiがいつのまにか切断されていた。
そういえばこの図書館のWi-Fiは非常に弱い。
1時間に1回は切断される。

嫌な予感がした。
急いでWi-Fiを接続し直して、ページをリロードする。

予感的中。

僕の書いた文章は全てなくなっていて、そこに残っていたのは以前書いてた文章のみだった。

約2時間半。
文字数にして2000文字。

その全てが無駄になった。

瞬間的にイライラが沸点に達する。
基本感情の下降は少ない人間なので、ここまでの怒りは留学に来てから初めてかもしれない。(今までが平和すぎか)

時間は6時間近になり、退館を促すアナウンスが流れる。

モヤモヤしたまま図書館を出た。

さて、この事実をどう捉えるか。

まずポジティブとネガティブから。

ポジティブとネガティブだったらポジティブのほうが良い。

これは多くの人が思ってることである。

今回のケースに当てはめる。

ポジティブ→
・また1から文章を書き直せることで更に良い文章が書けるはずだ
・英語のレジュメが同じことになっていたらもっと大変だった、日本語のレジュメで良かった
・文章を書くときはこまめに保存することが大切だと気づけた

ネガティブ→
・せっかく書いた文章が全て台無しになった
・しっかり保存出来ていれば気持ち良く1日を終えることが出来たのに
・自分は細かなミスで時間を無駄にしてしまう人間だ

自己責任と他者責任も今回のケースに当てはめる。

自己責任→
・Wi-Fiがよく切れるのを知っていたのに、確認しないまま保存ボタンを押してしまった
・そもそもWi-Fiが切れやすい図書館を作業場所として選んでしまったのが悪い

他者責任→
・図書館のWi-Fiが弱いせいで自分の時間が無駄になった
・そもそもパソコンに自動保存機能がついていないのが悪い

こんな感じで4つの考えが揃った。

では次に、それぞれの組み合わせでどんな思考に至るかを考えてみる。

①ネガティブ×他者責任→
図書館のせいで自分の努力が水の泡だし今日はダメな1日だったな。

②ネガティブ×自己責任→
自分の不注意のせいで時間を無駄にしてしまうなんて僕は何てダメな人間なんだろう。

③ポジティブ×他者責任→
悪いのは図書館やパソコンだし自分ではどうすることもできなかった、仕方ない。

④ポジティブ×自己責任→
自分の不注意のせいでデータ消えちゃったけど、この失敗を次に生かそう。

①は他者を結果の責任にすることで自己嫌悪からは逃れられる。けれども、何となく悪いことが起こったなという感想で事実を捉えている。

②は個人的に最悪な思考だと思う。ネガティブなうえに責任を自分に押し付けることで激しい自己嫌悪に襲われるだろう。次への気力が起きづらい思考である。

③はポジティブという意味では良いと思う。しかし、責任を他者に押し付けているので、また同じような失敗を起こしやすい。

④がやはり1番適切な思考である。責任を自分に課しつつも、前向きに同じような失敗をしないための準備が出来ている。

いかがだっただろうか。

このように同じ事実に対しても捉え方は様々である。

どのように捉えるかは個人の性格によると考えられがちだが、僕は性格の問題ではなく、どれを選択するかという問題だと考える。

常に、ポジティブで全ては自分次第という考え方を手に入れたければ何かトラブルが発生したときに無理矢理にでも自分にそう言い聞かせればいい。

実際、僕は元々どちらかというとネガティブな人間だったが、この考え方を知ってからなるべくこの思考が出来るように心掛けてきた。

最初は無理をしているという間隔があったが、気づいたら自然とそんな考えが出来るようになってきた。

もちろん、事実が発生した瞬間は刹那的な感情に左右される。

しかし、5分も経てば、論理的にいかにしてこのトラブルを自分の成長のためにつなげることが出来るかを考えられる。

これは別に才能ではないし、僕も完璧に出来ているとはいえない。

でも、ただ意識を変えるだけで事実は都合の良いように解釈できる。

そんな、「ポジティブ×自己責任」の人が増えれば日本はもっと幸せな国になれるはずだ。

この文章読んで何か感じたことがあった人は是非コメントください!
みなさんの意見が聞けることを楽しみにしてます!

今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

※これからレジュメの書き直しをやっていきたいと思います(笑)

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