そこには本気で輝く宝石があった【GEMSCOMPANY2nd Liveレポ】
1月8・9・10日にてオンライン配信となりましたGEMSCOMPANY(通称:ジェムカン)の2nd Live「プレシャスストーン」が行われました
まだ見れてないよ~!という方はぜひアーカイブチケットを買ってください!
■アーカイブ配信期間
2021年1月9日(土)18:00~2021年1月17日(日)23:59
■配信視聴チケット販売期間
2021年1月8日(金)20:00~2021年1月16日(土)23:59
どんな雰囲気なんだろうという方へは冒頭無料部分がありますので、ぜひこちらを覗いてみてくださいね!
詳しいレポートはPANORAさんが「これこれ~!これなんだよなァ~!!」とプレストを見たジェムファン全員の舌をこれでもかと巻いてしまうような情熱的なレポート記事をあげていますので、ぜひ一読をオススメいたします
あの3日間、あの場所で起きていたこと全てを文字にしたいところですが、今回に関してはライブ中に私が泣き崩れてしまったポイントに絞って1オタクとしての感想を書いておきたいと思います
ソロ曲に関して
少し前からGEMSCOMPANYはユニット曲でもなく全体曲でもない、メンバーの個性を反映させた最高のソロ曲の作成に力をいれていました
水科葵「メロウ」
長谷みこと「少女聖戦パラドクス」
城乃柚希「柚希式シアワセ論」
奈日抽ねね「夢見がちエクスプローラー」
そしてプレシャスストーンにて突然流れた新曲
有栖川レイカ「ファビュラスTOKYO」
星菜日向夏「人生Just do it !!! 表明」
これだけの曲数があるからこそ「GEMSCOMPANY純度100%」のライブが出来たことが本当に本当に本当に嬉しくて、彼女たちがどんな状況であっても着実に一歩ずつ前へ前へ進んでいることをこのライブを通して実感できたんです
「柚希式シアワセ論」はてんこ盛りJDが頭のシューマイをフル回転させて「柚希ちゃんらしさ」をめいっぱいに詰め込んだ楽曲です
ダンスのパフォーマンスもさることながら、柚希ちゃんの透き通るように綺麗で耳心地の良い歌声が4分21秒も聞けて感想としては当然この一言に尽きるでしょう
「シアワセになったったー!!」
「少女聖戦パラドクス」が、というより長谷みことちゃんがとにかく凄まじかった
過去に行われたGEMSCOMPANYアコースティックライブ「おうたのじかん」に参加してからというもの、歌姫としての成長がグループ内でも目に見えるほどメキメキと力をつけていました
そして今回のライブ。たった1年、ですがそれ以上に彼女に流れていたこの1年は誰よりも磨かれた1年だったんだと。そう感じずにはいられないほどのパワフルな歌唱力を身に着けたみこみこに「少女聖戦パラドクス」という歌で思いっきりぶん殴られました。完 全 証 明。
「ファビュラスTOKYO」に関してですが、レイカ様の歌声の素晴らしさを知っていたジェムファンなら、ずっと待ち望んでいた彼女のソロ曲にみんなして椅子からひっくり返ったはずです。私は3回転半ほどひっくり返りました。おそらくオリンピックがあれば金メダル確実です
レイカ様の持つおしゃれオーラと少しお茶目な雰囲気が楽曲全てに組み込まれていて「これぞまさしく有栖川レイカの為の曲!」と胸を張って言える素晴らしい楽曲に仕上がっていました
ただ歌の一部でこのツイートが頭をよぎるのだけは笑ってしまうので勘弁してほしいのですが……
これも余談なのですが、音羽雫・有栖川レイカの二人「眼鏡シスターズ」の共通点として、さも今まで使っていたのように「人生ブラックホール」「レッツ、おハーブカーニバル!」といったパワーワードを突如として重要な場面にぶち込んでくるのが大好きです
星菜日向夏ちゃんにソロ曲が来るとしたらどんな歌になるのかな、と様々な妄想をしていましたが、その想像の500倍はひなちゃんらしさに溢れた「人生Justdoit!!!表明」
全部が全部元気いっぱいかといえばそうじゃなくって、最初は元気いっぱいだったりヌオオオオッ!とアイドルらしからぬ掛け声で前進してきたりしますが、サビでは少し落ち着いた大人(ビジネス17才)の星菜日向夏が歌っていて分かる、「ひなちゃんらしさ」ってこうだよなって感じずにはいられませんでした。熱くて楽しくて、それでいて元気がもらえる歌です
美しすぎる「メロウ」の世界
ソロ曲の中でもトップクラスに印象に残ったのがみずしーこと水科葵ちゃんの「メロウ」
もともと歌詞による物語としての側面が特徴的なメロウの世界観でしたが、今回のライブでは演出そして彼女自身の成長を続ける歌声という二つの要素が合わさり美しすぎる「メロウ」の世界が生み出されていました
海面から差し込む光をその身に浴びながら世界に響き渡れと願うように祈るように歌う水科葵。目でも耳でも、その美しさを忘れることは出来ません
「夢見がちエクスプローラー」が教えてくれたこと
ジェムカンのライブは基本的に5公演計3日間行われています。そしてアイドルとしての彼女たちの真価は”進化”にあると思っています。初公演から千秋楽に至るまでの成長という名の進化。今回のプレシャスストーンにおける進化のキーパーソンは間違いなく、見ていた誰もが、そして自分自身が一番実感しているでしょう、奈日抽ねねちゃんでした(本人は否定しそうですが)
日に日にその表現力を開花させていく姿、そして千秋楽の公演で見せた「夢見がちエクスプローラー」という楽曲の本当の凄さ。奈日抽ねねという一人のアイドルが語った「夢物語」を私は忘れることができません
ネットのかみさまが楽しすぎる件についてwww
「http:」という特別ユニットが歌う「ネットのかみさま」
PVは出ていましたが、プレストにおいてPVになかったダンスパフォーマンスを毎回楽しみにしていたのは間違いなくネットのかみさまでした
ジェムカンはダンスレッスンで磨き上げているからか、見惚れてしまうほどのダンスクオリティを感じることが多いのですが、この曲の振り付けに関してはとにかく「楽しい」がいっぱいに散りばめられています
まるで子供の頃におもちゃ箱を開けてワクワクしているような、そんな楽しい気分にさせてくれる楽曲なんです
個人的にはみずしーが前を通るたびにゆるふわお手上げポーズになっていく4人が大好きです
形而境界のモノローグに「彼女はいた」
正直なところ、ライブを見る前に少しだけ怖かったことがありました
それは相棒であった桃丸ねくとちゃんの卒業によりユニットfulfillの楽曲「形而境界のモノローグ」を水科葵が一人で歌って踊ることです
事前にアルバムでみずしーが一人で歌っているのは聞いていましたが、それでも様々な不安がよぎっていました。しかし、プレストでみたモノローグは私が考えていたすべてを吹き飛ばすような衝撃がありました
いないけど、ありました。誰よりも大切な相棒の場所がそこにあったんです。そしてみずしーは叫ぶように歌います
「fly 僕らは夢を渡り遥か天へたどり着く たとえ現実に邪魔されても」
「「「「「構わないだろ!!!!!」」」」」
fulfillというユニット名はねくちゃんが出した「約束を果たす、夢を叶える」という願いを込めたものでした。そしてプレストのステージで「二人で立っていた」
私は膝にいた猫が引くくらいにボロボロ泣き崩れていたことをここに書き残しておきます
MATULIPの色気が溢れすぎている問題
「DESIGNED LOVE」は私がジェムカンにのめり込むきっかけになった大切な楽曲です
「聴いた人見た人を明るく元気に勇気づけてくれるのがアイドル」
そんな風に決め切っていたアイドル像、それをぶっ壊して顔面を引っぱたきながら見惚れさせるのが大人の色気溢れるDESIGNED LOVE
しかし驚くことに未だに二人は進化を続けていました
OTONA専用のウィスパーボイスに悩殺されるわ、ユキノくんとマヤたそのセクシーすぎるダンスに脳みそが蕩けるわ、歌うASMRかと思うくらい私の知っていたデザラブを凌駕していました
MATULIPは最高です!!OTONAは最高です!!!!
「ときめきドリームライン」「ゴールデンスパイス」「JAMGEMJUMP!!!」がくれたもの
思えば2020年は本当にいろんなことがありました
それらは決まって悪いことのほうが多かったですが、それでも良かったことだってたくさんありました
それはGEMSCOMPANY全体曲「ときめきドリームライン」と「ゴールデンスパイス」が発表されたことです
どんなに挫けそうな時でも、どんなに心が折れそうな時でも、この2つの曲が前を向かせてくれました
「大丈夫、今日は世界の終わりじゃない」
今までやってきたことは決して無駄じゃない。努力の先に未来は待ってくれています
「ドリームライン 大切な点と点を結び どこまでも広がっていけ」
こんな時代であっても、前へ前へと進もうとする勇気をくれた大切な2曲です
そしてやっぱりファンにとってもGEMSCOMPANYにとっても大切な曲といえばJAMGEMJUMP!!!でしょう
ゴルスパ衣装やときドリ衣装といった様々な服装でのJGJもすごく素敵でしたが、やっぱり曲に合わせてYYYWWWをしているときが一番
「なんとなくじゃなくて、ジェムカンでなくちゃダメなんだ!!!わかるか!?!?!?!?!」
というオタクの魂の叫びが出てしてしまうのは決して私だけではないと信じています。みんな叫んでますよ……ね?
citrossに「ありがとう」
今年の1月をもって卒業予定の城乃柚希ちゃんと共に駆け抜けてきたプレシャスストーン。柚希ちゃん・みこみこ・ポン姉の3人ユニットcitrossでのジェムカンとしてのライブはこれが最後になります
そして流れるはユニット楽曲「メッセージ」
その一つ一つの歌詞が、歌声が、彼女たちの口から流れて私たちの胸に染み込んでいきました
ありがとう、あなたと過ごせるこのときを
少しずつ、忘れぬように記憶に刻むよ
彼女たちもこの一瞬一瞬を噛みしめるように、最後の願いを歌います
あの時紡いだ記憶の欠片さえいつかは忘れてしまうのかな
それでも変わらない想いを空の彼方届けよう今
どんなに離れてもあなたに届くように
citrossが与えてくれた、あたたかな感情
最後にcitrossで歌ったこのメッセージはただひたすらに切なくて、それでいてとても綺麗でした
私たちのありがとうも、きっと届きますようにと願うほどに
「プレシャスストーンを終えて」
他にもERINGIBEAM.のパフォーマンスが見るたびにパワーアップしていること、いつもココニイルが流れて膝から力が抜けて椅子から滑り落ちたこと、ひなちゃんがめっちゃ歌上手くなってて感動したことなど語ろうと思えば1万字を超えてしまうことでしょう
それくらいファンもアイドルもそれを支えるスタッフですらも、ずっと待ち望み続けていた2ndLive
3日間5公演。そこには「絶対最高のライブにしてみせる」という熱意と執念、「悔しい」と涙するほどに重ねたのであろう練習と覚悟、そして「やり遂げた」という感動と涙がありました
涙を流す、というのは本気で自分に向き合わなければなりません
涙を流させる、というのはその本気が伝わらなければ起きません
それだけのあふれる想いがこのプレシャスストーンにありました
この3日間は全力で応援したファンにとっても、全力で歌い踊ったアイドルにとっても、それを徹底して支え続けたスタッフにとっても、なによりも大切でキラキラと輝く貴重な宝石のような時間になったんだと思います
これからもGEMSCOMPANYは「未来へと駆け抜けていく」
だからこそ、私たちが伝えなければならないんです
「GEMSCOMPANYは、いいぞ」
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