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最上階は番屋造りのストリップ劇場だった(日記
軽い気持ちで二次創作の小説やら漫画やらを検索して、致命傷をおったことはありますか?
私はあります。
それは今です…。なんで「斉藤さん。」で検索してしまうかな…。数はとても少ない、むしろしっかりしてるのは1個しか無かったのに、その1つが致命傷になるくらいの出来であった。あなたは一体誰なんだ。今日は夕方まで真面目な原稿を量産するつもりでいるのだけど、筆休めに今日見た夢の情景をメモる。ああ世の中ってすっげぇな。
少し町外れの海沿いの場所で、コンクリート造りの古いビルのガラス扉をギィと開けるとエレベーターがある。ガラス扉は大昔のパチンコ屋にあったようなそれで、くすんだガラスと色彩。取っ手は丸くてくすんだ赤。
ストリップ劇場があるからと、数人で連れたってエレベーターで上へ登るとどうやら、崖の上の道路と出入り口が直結しているようで、外に出ると、見た目上の建物は大漁師の家としてよく見るような木造の番屋作りだった。木で作られた建屋は、古いはずなのに新しげに明るい木目で、背後に控える青空と海によく映えてとても美しかった。
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だいたい3つか4つの印象的だった風景が混ざり合っていて、ざっと思い出すのは、たぶん14日前にみた映画『鬼が笑う』の主人公が入居する厚生施設の食堂の窓から見える新緑の緑と食堂の暗さのコントラスト。
それから、ストリップ劇場は小説家・花房観音先生のご趣味についての記事から。で、海に近くて縦長の情景は、漫画家・尾崎かおり先生の取材記録から。
映画『鬼が笑う』は、作っている人たちが若いのでそれなりに青臭い部分はあるのだけれど(それは多分私が年を取ったために感じる部分)、なんとも観ているヒトに救いがないのだけれど、たぶん見る機会があるのであれば、スクリーンで見たほうが良い作品。エンターテイメント作品ではないが、画作りが非常の好みです。
花房観音先生の「51歳緊急入院の乱」は、身近に同じ症状で生死をさまよった家族がいると、いろいろ臨場感が。語られている内容も、病後の時のそれと酷似している。とんと小説を読むことから離れているので、実は著作を読んでないので、少しずつ読んでみたいと思う。
尾崎かおり先生は、新書館でデビューかな。デビュー作の次の短編を本誌で読んでから推している。空気感を漫画にするのが超上手い。空気感で登場人物の心情を語らせることができる才能の持ち主だと思っている。初期の作品もとても良いし、昨今のブレイクのきっかけになった『神様がうそをつく。』も良い。『金のひつじ』もね…。最新作を大雪にメゲてAmazonしたら発想から到着まで6日間もかかるってよぅ……。
だいたいここまで書くのに10分強なので、許してくれよ、自分。
ブログにも描きましたが「犬とサンドバッグ」は
— 尾崎かおり (@innobad1) December 17, 2022
愛知県、南知多の日間賀島と篠島をモデルにしてます
あくまでモデルで本当の島とはいろいろ違っててすみません🙇♀️
海辺の路地が入り組んでるような集落に憧れがあって漫画にしました
地元の人が読んでくれたりしたら嬉しいんだけどな〜#日間賀島 #篠島 pic.twitter.com/eDzB8kquUa
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