一枚の布を纏う美しい人たち
ナチュラルな存在感に憧れます。
憧れる、というか、
本来そもそも生まれた時、
ありのままの存在感だった自分自身に、
戻りたい、という感覚。
フェアトレードのショップ「シサム工房」のHPを訪れるのが好きで、毎度素敵なコラムも楽しみにしています。
シサム工房に、憧れのクロスパンツがあります。
金具もベルトホールもない、
広げると台形の形をしているという、
サイズフリー、ジェンダーフリーな服。
「四角い服」が好きで、
広げると正方形になるニットポンチョ、
長方形にボタンが付いた羽織カーディガン、
など、大切に愛用しています。
四角い服は、
曲線で出来ている人間の身体が身につけると、
思いがけない柔らかな弧をを描きます。
人間が着ると、なぜかふんわりとして、
着る人によっても、そのシルエットが変化する。
サイズフリー、老いも若きも、
性別にも関わらず、身につけることができる。その部分も大好きな理由です。
製作する過程でも、四角い服は、余分なハギレが出ることも少ないそうです。
シサム工房のクロスパンツも、
男性はもちろん、妊婦さんもゆったりとお腹まわりに負担なく履くことができます。
クロスパンツを、制服としている
素敵なお料理のお店が、京都にあるそうです。
このコラムの中で、
クロスパンツをおもいおもいに、
美しくそれぞれの身体に沿わせて身につけているスタッフの皆さまの姿に、
ぽーっと見惚れてしまいました。
私が本当に憧れている女性像でした。
どうも私は、まだまだ色々なことに縛られているようです。
自分を色々な思い込みで縛り付けているようです。
そんな自分の心と身体に改めて気づきました。
「タルカ」のスタッフの皆さまのやわらかい表情。
その人本来の生まれ持った美しさが生き生きと感じられる姿、かたち。
なんて素敵なんだろう。
私も、いつかこんな風に自然体な表情で写真に収まってみたいです。
一枚の写真から、こんなに誰かを美しいと思うことってあるんですね!
来年、一枚買う服は、
このシサム工房のタルカパンツと決めています。
今からとても楽しみです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?