【グレースケールの景色】はじまりについてまわるストレス
新居へ引っ越しを終え、
新しい生活がはじまりました。
家族以外と同居するのは初めてなので、
これまで経験したことのない生活に、少しずつ慣れていきたいです。
一番の心配ごとは、
交通の便や、「見知らぬ土地」に馴染めるかどうかでした。
「見知らぬ土地」というだけで、ストレスになっているようで、
ここ数日はうつ症状がかなり強く出ています。
生理周期の体調を崩すタイミングと重なっていることもあり、
些細なことでイライラしてしまったり。
(そして、そんな自分に落ち込んだり…)
バスでの移動もなかなか複雑で、
使いこなせるようになるまでは、辛抱ですね。
「新しい環境」や「転機となる出来事」は、
ストレスの原因となるストレッサーに充分なりえます。
たぶん、自分が思っている以上に、
今多大なるストレスが静かに自分に降りかかっているのだと思う。
元々気分障害の持病のある身だから、
その反応として「うつ的症状」や「気分の落ち込み」「疲労」などが現れてくるのは、当然のこととのはず。
それを、優しく自分自身で受け止めてあげたいです。
(なかなか、素直に受け止められない自分にもイライラしてしまって、自分を責めがちなのだけど…)
今はうつ的な思考回路で時がまわっているので、
家全体、街全体も、グレースケールで灰がかった寂しい風景に映ってしまう。
それはたぶん、ねずみ色の「色眼鏡」をかけて見えた景色で、
実際そこにあるフルカラーの現実とは違って私には見えているのでしょう。
このもやが明けたら、
ひとつずつ、ひとつずつ、
新しい暮らしや、生活や、街全体が活き活きと、色を付け始めることだろうと思います。
観光名所もない地方都市ですが、
「いいとこ探し」の目で見てみると、そこの土地に息づくカラフルでささやかなキラキラが、
ひとつずつ、見つけられるでしょう。
そんな展望を楽しみにしながら、
自分の生活や、新しい人生(LIFE)を、形づくり、歩いていきたいと思います。