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いばしょ と ごはん

流山の子ども食堂の一つである、“〇〇食堂”にお邪魔してきました。

不思議なネーミングだと思い聞いてみると、「“〇〇食堂”の〇〇には、何をいれてもいいの」とのこと。なるほど…。

まず、どういった子が来るのか簡単に近藤さんから説明がありました。

個人情報に関わるので詳しくはここには書けませんが、受け入れる側の配慮も感じられました。



そのあとは早速、ごはん作り。
その日のメニューは、鶏肉のハンバーグと白菜のコールスロー、ほうれん草とウインナーとマカロニの炒め物、おにぎりと種類も豊富。使った食材は、ほとんどフードバンクから頂いたものだそう。



ごはん作りをしていると、ある子から何やら見て欲しいと声がかかりました。

行ってみると、ホワイトボードに資料らしきものが……。
公園で売り物をしたいとのことで、その簡単なプランを書き出していました。

その子(と近藤さん)は私にプレゼンをしながら、
「この計算は算数だよね」
「こことそれは、それぞれ社会と理科に繋がるかも」
「そもそも、こうやって人前でプレゼンするのは国語じゃない!?」

プレゼンをしてくれたのは、学校に通うのが難しい子でした。
その子がやっていたのは、いわゆる学外での学び。

「こういった取組みを最終的にレポートにまとめて、学校が授業の代替として認めてくれたら良いな」
と、近藤さんは仰っていました。

そうなったら素敵だし、なによりも楽しそう!

ここは、子ども食堂は、ただ子どもにご飯を作ってあげるだけじゃない

そんなことを感じられる出来事でした。


学校が終わると、続々とほかの子どももやって来ました。
年齢層は就学前の子から小学生まで、といった感じでしょうか。
感染防止のため人数を制限しているにしても、比較的オープンな雰囲気でした。

また、前もって事情を抱えた子が来ると聞いていましたが、どの子がそうなのか私には分かりませんでした。
見た目でしんどそうな子を判断するのは、なかなか難しいのかも。


ちなみに、出来たご飯はこんな感じです。
(おかず1パックと、おにぎり2つのセット)

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また、参加してみて気になったこともいくつかあるので、質問してみようと思います。

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