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Google Cloud Next '24に(一瞬だけ)現地参加しました

会場の廊下で自撮りする筆者の写真です。後ろに「Google Cloud」と看板が天井から下がっています。多くの人が歩いています。
会場の廊下で自撮りする筆者

2024年4月9日〜11日に米国ラスベガスで開催されたGoogle Cloud Next '24に参加しました。私がCTOを務める株式会社HelpfeelではGyazoを中心にScrapboxHelpfeelでもGoogle Cloud Platformを活用しており、Googleの中の人からお誘いいただいて参加することができました。

主催側から案内されるベストレートのホテルのうち最安値がルクソールというエジプト風のホテルでしたが、死を連想させるエジプト風の意匠が極端に苦手だったので、二番目に安かったニューヨークニューヨークというホテルに宿泊しました。このため、交通費は会社経費、宿泊費は自費というやや変則的な支出で参加しました。ちなみにイベントの会場はルクソールホテルの真横なので、エジプト風の意匠に抵抗感が無ければルクソールホテルに泊まるのが最適解だと思います。

ニューヨークニューヨークホテルのロビーの写真です。いたるところでネオンサインや派手な照明が光っています。画面中央には非常に高い天井に向かって修理のはしご車が伸びている様子が写っています。
目が回りそうなぐらい派手なニューヨークニューヨークホテルのロビー。何かイベントをやってるのかと思ったら天井を修理していた。

Google Cloud Next '24の開催に合わせて、Google Japanやパートナー企業による日本からの参加者に向けてのイベントも開催されており、様々な交流の場が持たれていました。

パーティー会場の様子の写真です。緑色のボールが明るく会場を照らしています。後ろにマンダレイベイと英語で書かれた巨大なホテルがあります。撮影技術が低いことが原因で、ほぼ真っ暗に写っている写真です。
日本からの参加者に向けて開催されたイベント。盛大で華やかだが、写真撮影の技術が追いつかず真っ暗に写ってしまった。

社費による初めての海外イベントへの参加事例となることもあり、自分自身の期待感と来年に繋げようという気持ちが高まっていたのですが、残念ながら体調不良によりごくごく一部のイベントのみ参加となりました。参加は一部に留まりましたが、盛大なイベントを体験することができて良かったです。来年はぜひ社内の他のメンバーに参加してみてほしいなと思いました。

ここから先は、参加に際して自分が知っておけると良かったなと思ったことについて書きます。

事前に知っておきたかったこと

入国理由はbusiness tripになる

入国審査では、半分会社経費で半分自費だったのでbusiness tripなのかsightseeingなのか分からず、「What is your purpose?」と聞かれて「To join big conference. Google Cloud Next」と答えたところ、「Okay. Business trip.」と言われました。入国審査でbusiness tripと答えたのは人生で初めてだったような気がします。次回参加する機会があれば、堂々とbusiness tripと答えようと思います。

印刷すべき参加チケットは(たぶん)無い

見落としていたのかもしれませんが、登録番号のようなものが書かれた参加チケットやバウチャーのようなものがメールで届くことはなかったです。恐らく登録完了を示すものは、以下のメールのみでした。本当に参加登録が完了しているのか、少しドキドキしながら出国しました。

当日は、登録カウンターで登録時のメールアドレスを入力し、身分証(パスポート)を見せることで、イベントの参加証を入手できました。事前にアプリが登録されていれば、メールアドレスの入力等に代替できるようです。

専用アプリをインストールしておく

Google Cloud Next '24専用のアプリ「Next '24」が用意されていて、これが大変便利でした。参加時の必携ツールです。提供元がGoogleではなく「Next Event Apps LLC」になっていてややこしいですが、恐らくこれが公式アプリです。

iOSのAppStoreのスクリーンショットです。Next '24というアプリが表示されています。

非常に完成度の高いスケジュールアプリが組み込まれており、見たいセッションを登録していくと自分だけのタイムテーブルを作成できます。たくさんのセッションが同時並行で開催されているため、タイムテーブルの作成は必須でした。

iOSアプリのスクリーンショットです。カレンダーUIが表示されています。各時間帯ごとに、イベントのブロックが表示されています。

会場の地図も搭載されいて、自分がどこにいて目的のセッションの部屋がどこにあるか分かりやすくなっています。ただし、この地図は説明なく南北が上下逆転して南が上になっているので注意が必要です。

iOSアプリのスクリーンショットです。Next '24と書かれた地図が表示されており、各会場ごとに色分けされています。

その他、オプトイン式でネットワーキングのための共有アドレス帳のようなものに登録が可能です。恐らく会場で知り合った人と気軽にメッセージングできるようになっているのだと思います。私の場合はあまりイベントに参加できなかったこともあり、スパム的な連絡が1件来たのみでした。

会場が巨大なのを覚悟する

当たり前の話かもしれませんが、世界中から人が集まる巨大イベントのため、会場も非常に巨大です。十分に体力がある状態で参加する必要があります。

また、巨大な会場の入口は限られているため、Uberで間違えて変な場所で降車することになると、延々と歩き続けることになります。本編のイベントと各種パーティーは建物が異なっており、間違えた建物で降りないようにするのが重要です。

服装は自由でOK

ラフな格好の人が多いですが、スーツ姿で参加している人もいました。Tシャツを着ていないといけないといった同調圧力のような雰囲気は無かったです。会場が広いので、とにかく動きやすい格好で参加するのが一番良いなと思いました。

パーティーはビジネスカジュアルなどドレスコードが決まっているものもあるため、それに準じる形で動きやすい格好を準備するのが良いと思います。

すぐにまとめ資料が上がる

大量のセッションが同時並行で開催されるため、参加できないセッションがどうしても出てきます。Googleのパートナー企業からイベント参加レポが公開されるので、参加できなかったセッションについてはそちらを参照するのも良さそうでした。

今回のイベントを機に知り合った方からは、株式会社G-genの速報レポートを教えてもらいました。

また、クラウドエース株式会社でも速報まとめを出しているようです。

すべてのセッションを網羅しようとせず、聞きたいセッションに絞って体力を温存しつつ集中するのが良さそうだと思いました。

まとめ

Google Cloud Next'24に参加しました。体調不良によりあまり多くのイベントには参加できませんでしたが、願わくば来年は万全の体調で参加してみたいと思わされる盛大なイベントでした。


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