1,000年単位で考えると見えてくる沖縄の歴史(1)
歴史を
1年単位で見るのと、
10年単位で見るのと、
100年単位で見るのと、
1,000年単位で見るのと、
10,000年単位で見るのでは、
全く違ったものになります。
あ、歴史は3~4,000年前にしか始まらないので、10,000年前は大袈裟ですね、それは考古学や人類学の世界です。
多くの人は10年単位。せいぜい自分が生まれた後の世界でしか歴史を見ることはできません。
でも、歴史を学べば、1,000年単位で。考古学、人類学を学べば10,000万年単位で色んなことがわかってきます。
それって、ものすごく楽しくないですか?
日本が鎖国して、日本びけーん!(日本だけだもんね)と言ってたのは、せいぜい100年単位の話。
1,000単位、10,000年単位で考えると、日本って、50,000年以上くらい前にシベリアから渡ってきて、50,000年〜10,000年くらい前に南の島からクリ船でやってきて、ようやく2,000年ちょっと前から大陸や半島からやってきて。
もちろん、その間にもいろんなところからやって来たと思います。
そういう人たちが、ちゃんぷるー(ごっちゃ混ぜ)になってできたのが日本人。
そう。
今の日本は、その伝統を引き継いでいるだけなのです。
ラグビーやテニスや陸上選手に黒人の日本人がいても、学校に人種の違う日本人がいてもいい。いや、いた方が良い。
ちゃんぷるーこそが日本人!
「チャンプルー文化」は沖縄びけーん(沖縄だけ)ではないのです。日本全体がそう。
つづく