なぜ宿題をやらなくちゃいけないの?
世のお母お父さんたちに、強く訴えたいこと。
ずっと言ってますが(^_^;)
自分の子どもが、これからの世の中をしっかり生きていくための「学力」をしっかり身につけるためにやるべきことは、目先の宿題や課題ではありません。
学校にきちんと通うことでもないかもしれません。
今の日本の学校のシステムだと、忖度力は身につきますが、それだけです。
考える授業とか、アクティブラーニングとか、ほとんどが、結果的にむしろ逆効果。考えるのではなく、先生や大人が満足する答えを一生懸命に探すだけ。
一部を除いて(逆にいうと一部はとても重要ですが)、同じ年齢というだけで、同じ時間と場所で同じことを「教えられる」というのが限界に来てるのです。
でも、教育の世界は保守的で(実は保守的であることもとても大切なことではあるのですが、複雑なのでおいておきます)、それを認めるには、世間より10年遅れます。
でも、自分の子どもの10年後は保証してくれません。待ってられないですよね。
大切なのは、「宿題はちゃんとやりなさい」「学校は絶対!」ではもうないのです。
コロナでなんとなくわかってしまったと思います。
ではどうしたら良いのですか?
みんなに当てはまる「答え」はもうないのです。個別に対応するしか。
コロナで分かったことは、みんなに会える学校は楽しいけれど、勉強だけに関して言えば、先生いらないかも?ということ。下手な遠隔授業を受けるよりNHK for Schoolで見たほうがいいし、これからは、大学受験のカリスマ教師みたいな先生が現れるはずだから、それを見たほうがいい。
とりあえず、「目先の」宿題を無理してさせるのはやめたほうがいいと思います。それよりは、もっと伸び伸びさせて、「勉強やるときはきちっとやる」という風にメリハリつけたほうがいい。勉強はやったじかんではなく、集中力と要領なのだから。