キャリトレ:問題解決講座を受講しました!
私が所属するiCAREには手挙げ制で「能力開発プログラム(通称キャリトレ)」に参加することができ、現在は「クリティカルシンキング・問題解決」「プロジェクトマネジメント」の2講座が開講されています。
6月~8月にかけて私自身が「クリティカルシンキング・問題解決」を受講しましたので、その感想・振り返りを行いたいと思います。
(サムネイルの"Striving to Be the Sales Partner That Stands Out: Your Go-To Sounding Board."はChatGPTに「他社の営業とは一味違う、良き壁打ち相手を目指して」を英語でかっこよく表現すると?」と質問して出てきた案ですw)
受講前に感じていた自身の課題
私はセールスに所属しているのですが、日々営業活動をする中でお客様から様々なお困りごとや要望をお聞きします。
そこで必要になってくるのは「顧客のありたい姿、現状、課題」といった要件を整理し、「iCAREとしての解決策」を示すことです。
一方、お客様はiCARE以外の会社とも商談をしています。
継続的にiCAREと接点をもってもらうためには「iCAREの営業担当(坪井)は自分たちの課題を分かってくれて、良い提案をしてくれるな=他社の営業とは一味違う、良き壁打ち相手だな!」と思ってもらう必要があります。
顧客からヒアリングしたことを整理して、必要となる解決策を提示するということができた前提で、さらにその期待値を超えていかないとお客様からは選んでもらえない、そのように私は考えています。
そのためには「事象を構造的に捉える力」「課題・解決策を導きだす力」「批判的に物事を捉える力(顧客の発言を鵜呑みにしない)」こういった能力を底上げする必要があると考え、「クリティカルシンキング・問題解決」講座を受講することにしました。
3か月間でどんなトレーニングを行ったのか?
このプログラム期間中は毎週2つのテーマについて、問題の構造を分析し、課題と解決策を考えてくるということを繰り返します。
初期段階では「コーヒーショップの売上を増やすにはどうしたらよいか?」というようなテーマから始まり、後半に入ると「交通事故を減らすには?」「ホノルルマラソンの参加者を増やすには?」というような、一見すると解決策が立てづらそうなテーマが課されます。
私がこのプログラムで良かったと感じていることは、ざっくりとテーマが設定されているだけでそれ以外に事前情報や参考資料が用意されていなかった点です。
事前情報や参考資料があると、どうしても所与の情報に引っ張られて思考してしまったり、解決の方向性を立ててしまいがちです。
ただ、今回のプログラムでは「献血量を増やすにはどうしたらよいか?」のように、漠然としてテーマが課されているだけでした。
ですので、まっさらな状態から、事象の構造や因果関係を分析したり、課題設定をすることにひたすら集中することができました。
もちろん最低限の情報収集としてネット記事や統計情報を見ることはするのですが、そこは最低限にして、事象を構造化すること、因数分解すること、問題の本質を設定すること、にフォーカスできました。
情報を漁ったり、飛びついたり、こねくり回すことにいたずらに時間を費やすことなく、まっさらな状態で思考の筋道をつくることに集中できました。
そのため、自分の思考の癖や弱点に気が付くこともできました。
成長したことと今後の改善目標
「事象を構造的に捉える力」「課題・解決策を導きだす力」をレベルアップさせる必要があると考えていたのですが、この点については3か月のトレーニングを通じて向上したと感じています。
プログラム受講中は毎週2つのテーマに取り組む必要があったことと、日々の商談案件において要件整理する機会が多数あったことで、純粋に思考(試行)回数を増やすことができました。
これにより、元々の能力からレベルを引き上げることができました。
そうはいっても、まだまだ課題はあります。
正直、現状では「顧客から聞いたことを整理して、普通の解決策を提示している」レベルです。
恐らく、顧客からすると「整理してくれて助かるけど、まあ普通の解決策・提案だな」という感想になると思います。
「おお!そんなことは考えていなかった!」とか「確かに言われてみるとそこを課題にした方が良いかもしれないですね」というレスポンスをしてもらえるかというとまだまだ…という感じです。
顧客の期待を超える提案をするためには「もっと問題を捉える範囲を広げる」「顧客の発言に批判的になる」「より高い視座、先の時間軸で考える」など、足りない部分がたくさんあります。
ただ、今回のプログラムに参加したことで、自身の課題が明確になったこと、これは大きな収穫でした。
最後に
今回、迷わすに手を挙げて「クリティカルシンキング・問題解決」講座を受講して本当に良かったと思っています。
こうした場を用意してくれたiCAREの人事(らびーさん)や講座を担当してくださった洋太さんや小川さんに、改めて感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございましたm(__)m
当然これで終わりということではないので、顧客により良い価値提供をできるセールス担当であるために、これからも引き続き、自分の力を磨いていきたいと思います。
"Your Go-To Sounding Board"を目指して…
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