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「運」の考え方
「運」の考え方
科学的な分野に興味があるわりには、運勢について気にする方である。
さすがに占い師に見てもらうまでは行かないが、日々の運勢を知るために、毎日星座の占いを気にする。
3年分の運勢を占った星座の本も買って2回目になる。
神社に行くとおみくじも買ってしまう。
この「運」について考えてみたいと思う。
「確率」と「水がめ」
運についての考え方は人それぞれだが、私の場合は「確率」だと思っている。
しかし人によっては例えば「こんなところで運を使いたくない」と発言する、つまり運の総量が決まっている「水がめ派」の人もいる。
私の知っているところではビートたけしがこういう考え方だった。
彼によると100万円の現金が落ちているのを見つけても素通りするそうだ。
つまりその程度で自分の運を使いたくないからだという。
事実「運も実力のうち」と言うが、芸能界では大成功している。
「水がめ派」にとっては運を使うタイミングもあるが、人によって総量の違いがあるのだろうか。
しかし、日頃の行いによって総量が増えるという考え方もあるようだ。
私の場合、運についての考え方は「確率」である。
つまりランダムではないかと思っている。
数学的に運も不運も総数から見ると同じくらいなのだが、短い人生の中では多少の片寄りも出るかもしれない。
これについてはこんな本がある。
著者は、
運・不運というのは、だれの身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかに少なくとも人は主体的にかかわっていける、というのが私の考え方です。
という考え方をもとに、「運のいい人」とはどんな人かを科学的に解説している。
久しぶりに目を通すと、こんなところが心に響いた。
セレンディピティーを発揮した人たちは、よく「運がいい人」ともいわれます。
だとするなら、彼らの共通項に「運を上げるポイント」があるといえます。
では、その共通項とはどんなものでしょうか。
「もし幸運の女神さまがいるとしたら、その神さまが放った幸運の矢をとらえる準備ができていたことだ」と私は考えています。
その準備の中でももっとも重要なのが、明確な目的をもち、常に忘れないこと。
セレンディピティーを発揮した人たちは、自分はこれをやりたい、これを達成したいという思いを強くもっているのです。
「自分なりのしあわせのものさし」で決めるより
あらためて参考にしたい。
もう少し細かく
さて私が運について「確率派」の考えであることは書いたが、実はもう少し細かく考えている。
運については個人差があると思っている。
よくRPGのキャラクターごとの特性値に「うん」という項目があるが、人の場合もそれがあるのでは。
つまり人の場合も運・不運が判定される際、この特性値がプラスマイナスされて人によって差が出るのではないだろうか。
そしてその特性値は前述した本にもあった行動や、日々の生活・成長で変化するとも思っている。
まさに「人生はRPG」なのだ。
さてこの特性値の考え方、実際のゲーム中での運・不運の詳しい算出方法はよくわからない。
しかし自分の場合、過去の経験から特性値が大きい(自分は大きいと思っている)と運も良いが、悪運も強い傾向があると感じる。
私は、いわゆる懸賞などについてはよく当たるが、危うく死にかけたこともあった。
何とか生き残っているので、自分の運の特性値は大きいのではと思っているが、運・不運の振り幅が大きい。
よく考えると恐ろしいことだが、逆にこれは特性値が小さいのか。
いや、「あくうん」という特性値もあるのかもしれない!?
まとめ
この程度の考察で「運」についてわかるようでは、占いはこんなに流行しない。
戦国時代でも占いは非常に重要な戦略的要素だったという。
「運」が歴史を左右した側面もある。
ある意味、奥が深いといえる。
でも占いに興味がある人は、私のように「未来に不安」を持っているのではないか。
誰にもわからない未来が怖いのだからこっけいである。
でも、それを垣間見る手段が占いなんだろう。
最近話題のChatGPTに聞いたらどんな答えが出るだろう。