読書後の感想📖「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方」を読んで
この本に出合う前今後のことを考えていて、副業なんてどうかと思っていた。
そういうことが認められる時代になってきたし、さらに収入が増えればこんなにいいことはない。
そんなことを考えてネットサーフィンをしていると、「パラレルキャリア」という言葉を使う本を見つけた。
その意味は「並行して複数の仕事をこなすこと」である。
つまり副業ではなく、複数の本業をこなすこと。
これは!? と惹かれ、その言葉を使う本で、少し古いのだが評価が良い本を見つけた。
それが本書である。手に入れて読むことにした。
個人的に、あまり深く読書する暇のないくらい忙しいときに読んだが、副業(複業)を目指すきっかけとなった良書。
読む前は「ブロガーでもやって、月10万円でも収入が増えれば……」なんて軽く思っていたが、本書にあったが複業を探す際収入を基準にするのではなく(これを目指すと結果的にバイトを探すことにもなって失敗する)、「WILL(やりたいこと)」と「CAN(できること)」を基準に探すべしとあった。
その結果複業で得た知見は本業にもフィードバックでき、「パラレルキャリアからスパイラルキャリアと進化する」とも記してあり、自分の成長と大きな可能性を感じた。
ちなみに著者は、最後に複業の醍醐味は多様な分野での「人との出会い」ともまとめていた。
著者は、教育者としての経験が豊富で、複業で「先生の学校」という教育団体を主宰することもあり文章の説明もわかりやすく、少し硬い面もあったが読みやすかった。
昨年FPの試験に合格し、また仕事もいい感じで進行していて、とても自信がついた今日この頃。
この本を参考に複業を探す触手をのばし、本書にもあったようにまず複業をしたいことを周囲にも発信し、知識を広め、何年先になるか分からないが実現しているスタートとなればと思う。
また、この本で最初に‶副業〟よりも‶複業〟について知ったことは、今後の行動を左右する意味でとても価値があった。
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